WorksGBの道具達-30
これは、道具か?
前項で紹介したWonderSwanの“周辺機器??”である。
一つにはフリークスを自認するFinalFantasyの旧作がファミコン版より移植され、今冬発売されるという事への布石だったのだが…
これは携帯ゲーム機というより、大きな可能性を秘めた知的玩具なのだ。
このコンテンツをどのコーナーに配置するか、かなり迷ったのだが、プログラミングが面白いので、結局ここ、PCのコーナーに置くことにした。
商品名を“
ワンダーボーグ
”という。
自律型6足歩行甲虫型ロボットである。
つい買ってしまうのが我ながら恐ろしい。
PC雑誌ではスタパ斉藤氏が「物欲番長」を名乗っているが、なんの、私ゃパソ通時代から、知る人ぞ知る「物欲魔王」、筋金入なのだ。決してひけは取らない。
何せ、あちらは商売、プロであるが、こちらはアマチュアなのだから。
いつでも勝負受けて立つぞ、どっからでもかかって…来る訳ゃ無いか。
一般には通信販売でしか流通していないはずなのだが、実は店頭で手に入ってしまうのだ。(残部少量)
パッケージのイラストがハイテクなんだか、レトロなんだか良く分からないところが面白い。
一応キットと言うことになっているが、基盤や駆動部は完成済み。
プログラミングツール?であるROMカセットと、取説、プラスチックの足と触角、オプションパーツ、針金の足と触角などが入っている。
足と触覚のパーツをはめ込むだけで完成してしまう。
当初、スタンダードで使用するなら、ホンの数分で動くようになる。
完成品とコントローラー、WonderSwan。
デザインもなかなか面白い。
WonderSwanに赤外線送信部付きのROMを装着すれば、コマンドや、WonderSwan上で書いたプログラムが転送できる。
構造的には基盤と駆動部は別設計になっており、その気になればかなり凝った改造なども施せそうである。(オリジナルでも充分に面白いが)
しかし、WonderSwanのディスプレイは小さくて厳しい。PCが使えればなぁ…。
カブトムシ君の近影である。
無機質ではあるが、何となく可愛い。
本体には触角センサーや光センサーなどが組み込まれ、プログラムはかなり複雑な動作が設定できる。
とりあえず、勝手に歩き回って、障害物を避けて方向転換する、位ならすぐに出来るのだが…
これだけ複雑な動きが可能なロボットがひょいと買える時代になったのだなぁ…
但し、複雑な行動はオーナーのプログラミングスキルに関わってくる。
いや、しばしハマってしまいそうである。
ループに陥って、鳴いていると、つい「ごめんよぉ」と言ってしまうのであった。
…続く、かもしんない。
次へ続く…
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