愚行連鎖 WorksGBの道具達-28

次男坊、こだわる

今回の専用マシン建造は、今となっては学業者必須事項とも言える道具の支給であった。
故に、次男坊の要求仕様であるDVD再生は学業に必須ではない。
(こっちかて、少ない小遣いで作ってんだぜ)
しかし、やはりどうしてもDVD再生の機能が欲しいと、次男坊は言う。
ならば、自前で部品代を少しは負担しなさい。
彼も中学生、少ない小遣いであろう。半額程度の提示をすれば望みを叶えてやろう。

彼の提示額は某カメラ量販店のポイントカード(蓄積額約4,000円)+2,000円であった。
よろしい、願いは聞き届けた…



ASUS E608 DVD-ROM ASUS E608 DVD-ROM、×8だそうである。
Data Transfer Rateは
DVD Transfer Rate 8X max CAV 4530 ~ 10800k bytes/s max
CD Transfer Rate 40X max CAV 2750 ~ 6000k bytes/s max.
である。


内容物は、本体、取付ネジ4本(mmネジ)、ドライバディスク、オーディオケーブル、英文マニュアル。
一万円を切るという値段の割に、かなり良心的なパッケージだ。
ちなみにDVD再生ソフトは付属しない。
今回は、ハード負荷が小さいという評判の“Power-DVD”を選んだ。
(もちろん、ソフトもバルクである)

やはりCPUがCeleron433ではアニメーションなどを再生すると多少の駒落ちが生ずるのは致し方ない。
しかし、懸念していたSPARKLEのVANTA 16MBはかなり頑張っているようだ。
特にヘビーゲーマーでなければビデオカードなど、このクラスで充分と言えば充分と言えよう。

PC換太AA
これは、得意のCPU切替器である。システムサコム製で、SCSI換太というネーミングは結構昔から聴いたことがある。
自分用ではJustyのモノを使用しているが、特にそれを指定したわけではなく、当時他に選択肢がなかったからである。
現在はCorega等からも発売されているが、店頭ではこれが一番安かったというのが選択の理由。
付属品はディスプレイケーブル×2、PS/2ケーブル×4である。



子供たちは大学生の長男と中学生の次男が部屋を共有している。
6畳間に2段ベッドと机が二台、テレビとミニコンポ一式、小型のパソコンラックを2台置く余裕などとてもない。
幸いにして、大学生と中学生はパソコンニーズの時間帯が異なるので、PC切替器によるCRT/キーボード/マウスの共有と言うことになる。

PC換太AA
正面パネル。
両脇にキーボードとマウスのPS/2ポート、真ん中にCPU切替スイッチがある。


PC換太AA
こちらは背面パネル。
キーボードマウス以外の入出力系は全て背面に集められている。
これならラックへの配置も余り気を遣わなくて済む。


1号/2号機で使用中のJustyのモノは筐体の三方に入出力系が分散して配置されているので、本体の設置場所にかなり制約が出てしまうのだ。

PC換太AA
裏面にはディップスイッチ。
これはキーボードによる切替のキー割り当て(Scroll LockかPause)、本体の同時起動の許可/不許可、キーボードMBのリセット等に使用する。


Trekker mouse
なお、マニュアルには3ボタン系、スクロール系マウスはMS Intelli Point以外は対応していないとあるが、Trekkerというバルクマウスで正常に動いている。

このマウスはMSの小型マウス(MSホイールマウス)と全く外形が同じモノで、MSのOEM、あるいはMSにOEMされたモノと思われる。
MS純正の1/4程度の価格で売られているが、作りもしっかりしており、形が気に入れば極めてお買い得と言えよう。
もちろん、IntelliPointのドライバーがそのまま使える。
どちらかというと「怪しい部品」のカテゴリーではある。

(マウスコレクターとしては近々マウス特集のページも作りたいモノである)


▽次へ続く…

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