愚行連鎖 WorksGBの道具達-25

続・続:怪しい部品たち

最近は大抵のパーツが入手可能になったので、いつもは通勤途中にある池袋で買い物を済ませてしまうことが多いのだが…
やはり、年に数回の秋葉詣では欠かすわけには行かない。
得体の知れないパーツや、激安品、ジャンクパーツなどはやはり秋葉原ならではである。


Cable Free 4D Mouse

Cable-Free 4D Mouse フルワイヤレスオペレーションのカミさんマシンであるが…
VICTORのワイヤレスマウスは旧来の2ボタン型。たまにメンテをするときに非常にイライラする。
Microsoftからも電波式ワイヤレスが出ているので、それに変えようかと思っていたら、この4Dマウスなるモノを発見した。
デザインはLogitecのモノに似ていて、結構持ちやすそうなデザイン。なんとホイールが2つ付いている。
赤外線式だが、実売価格はMicrosoft電波式ワイヤレスの1/4程度。

インターフェイスはPS/2。
受光部への電源供給はPS/2を介して本体からという一般的構造。
マウス本体に単4アルカリ電池を2本内蔵する。
本体駆動が電池式なのでもちろん自動スリープモードあり。
マウスがアクティブになると受光部に内蔵された黄緑色LEDが点滅するのがちょっと可愛い。
ドライバをインストールすると、MS インテリマウス互換モードと4Dモードが動作可能。
MS互換モードだと2番目のホイールは未使用になるので、もちろん4Dモードに設定。
左側のホイールがMSインテリマウスのホイールと同機能で縦スクロール、3rd.ボタンもこちら。
右ホイールが横スクロールに対応する。
ホイールが若干小さいので「正しいマウスホールド」をしないと少々使いにくいが、この縦横斜め自由自在の操作感はクセになりそう。
マウスそのもののデザインは、どちらかというと手の小さい人に向くかも知れない。

マシンのオーナーであるカミさんは…
「別に2ボタンで不自由してないモン」
だそうである。(やれやれ…)
職場でもインテリマウスを使っているはずだが、どうやらホイールには触ったことがないらしい…


THE MONITOR COOLING KIT

Monitor Cooler これは今年の夏の始めにパーツショップで目にして、気になっていたアイテムである。
単なる扇風機であるが、CRTディスプレイの上に載せて、強制的にディスプレイ内の熱気を吸い出そうというモノである。

説明書によると…
Over 30℃drop from your monitor.Monitor Temperature before 95℃ after 60℃.High performance and low noise.
だそうな。(ホントかいな)

夏の間あちこちのショップを覗いたが、大体どこでも1,500.程度の売価。
ううむ…

Monitor FAN そんな値段なら余っている8φファンで作った方がいいヤ、と言うわけでこの写真。
ケースは\100 Shopで手に入れた密閉容器。Fanはありモノ。Fanガードは確か200円だったか…
制作費300円である。

ところが、である、実際にこれをディスプレイの上に載せると、Fanモーターのブラシノイズであろうか、ディスプレイ画面が乱れて使い物にならない。
置き場所によってノイズ量は変わるのだが、ノイズが発生しない場所がない。
結局使いようが無く、自作ディスプレイクーリングシステムは徒労に終わったのであった。

秋の声を聴いて、秋葉原で上の完成品MONITOR COOLING KITが山積み450円で売っていたので買ってきてみたのだが…
結局ノイズは自作Fanより小さいモノの、やはり発生する。
ノイズは常時発生するわけではないが、時折画面に陽炎が立つ。
ディスプレイの寿命を取るか、クリアな画面を取るか…悩むまでもない。
雑誌などでも「お奨めパーツ」として紹介されていたのを読んだが、雑誌屋サン、本当に使ってみたのだろうか?
検証もしないで記事を書くなど、実に無責任であるな。


手回しラジオ

手回しラジオ
これはPCとは何の関係もない。

中国製で良くお目に掛かる複合型商品。懐中電灯+FM/AMラジオである。

FMはワイドバンドでTVの音声もキャッチできる。

それだけなら何もこんなところで紹介することもないのだが…

手回しラジオ
さて、お立ち会い。このラジオには電池を入れるところがない。

くるっと裏返すと裏面には折り畳み式のハンドルがあるね、お客さん。
ちょっとこいつを“くるり”と回してご覧よ。

あっと驚き、ラジオも聴ければ、電気も点くよ!

正体は、NiCd電池と手回し充電器内蔵の懐中電灯ラジオでありました。
携帯ラジオって結構死蔵されることが多く、実際に必要になったときには電池切れという状況が決して少なくない。

このラジオ、接合部にはゴムガスケットが使用され、スピーカーも防滴型。
雨の中程度なら使用出来そうである。
ハンドルを約120回(おおむね1分)回すと1時間ラジオが聞こえ、この回し方なら1時間20分で満充電となりラジオが約72時間、ライトは約17時間使用出来るそうだ。
まぁ、実用的と言える仕様であろう。
これは非常装備としてはかなり優れているのではないだろうか? 秋の台風シーズンに一台備えても決して無駄にならないかも知れない。


(今回はこれが一番有益だったかも…)


▽次へ続く…

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