愚行連鎖 WorksGBの道具達-22

初号機完結…の巻


えいやっと!(こればっか)MO増設!

2号機にデュアルカードリーダー付きMOを装着して便利に使っていたのだが…
通常は初号機のみの立ち上げで作業することが多く、そこはそれ、贅沢者故、ええい、面倒臭いなぁ!と言うことに相成る。

ショップを歩いていると、普及型と称するMOドライブは売れ筋のモノより1万円近く安いことに気づいた。
どこが違うのかと言えば、ディスクの回転数なのである。

他にもいくつかのメーカーのキットがあったが、一番安かったLogitec製キットに決める。
型番“LMO-D636SK”、3600rpmドライブのUltra SCSIである。
もちろんバルクも検討したが、行きつけの店にはATAPIのモノしかなく、ドライブは高速だが、フルキットの普及型よりも高かったので却下。(元々ATAPIのMOナンぞを使う気はない)
ATAPIのドライブは高速ではあるが、キャッシュも少なく、元々HDの代用などに使うと言った無謀な企みもないので、速度よりもキャッシュの方が魅力的である。
(早い話が超巨大なフロッピーとして使いたいのよ、私ゃ。超贅沢)

Logitec内蔵型MO(Ultra SCSI OW対応)
機種名対応メディア回転数
LMO-D245SK(230MB高速ユニット)128,230,230ow4558rpm
LMO-D236SK(230MB標準ユニット)3600rpm
LMO-D645SK(640MB高速ユニット)128,230,540.640,230ow,540ow,640ow4558rpm
LMO-D636SK(640MB標準ユニット)3600rpm

いずれも平均シークタイムは23mで2MBのキャッシュ付き、Logitec Ware(ディスクフォーマッタ・バックアップツール)が付属する。
更に640MBのキットには640MBブランクメディアがおまけに付いてくる。
Logitecのロゴ入り標準(owタイプではない)だが、私の嫌いなトランスルーセントだっ!
ドライブは富士通製で、MCF3064SSの型番が確認できた。


LMO-D636SK 箱の中身である。
ユーティリティーとドライバ類のCD-ROM、ブランクディスクと強制排出用の針金、取付ネジ4本、マニュアルである。
本体にあるSCSI IDとターミネータのON/OFFディップスイッチの設定の記述以外に特に役に立つことは書かれていない。
5'ベイ用のフレームがフルプラスチックなのがちょっと気になるが、リテール品なのだからこれで大丈夫なのだろう。

作業中

苦楽を共にした初号機、…と言っても購入当時から残っているのはまさにこの金属フレームを含む本当の筐体とFDのみ。
後はその他のディスク類、電源ユニットからメインスイッチまで、MBやCPUに至っては何度の換装があったか、すぐには思い出せない。
結局デザインが大好きなこの箱とIBM/AT仕様の106キーボードだけは手放せないだろうな。
しかし、5'ベイが全て埋まり、内部3.5'ベイも埋め尽くされ、ATファクターの筐体故、新しいMBは早々望めそうにない。
これにて1号機は完結、と言うことになるのだろうか…少々寂しい

(実は先日、まだATファクターのMB、それもSocket370が何種類か販売されているのを秋葉で見つけてしまった…これはもう密かに次の換装を企てるしかない)


初号機正面

どうだぁぁ〜!満艦飾だぞぉっ!
上から×12CD-ROM(この速度で全く不便を感じない)、×2CD-Rと今回のMO。憧れだったフルベイ装備完成である。
あとの狙いは2号機に一つとカミさんマシンの2本の5'ベイ。
2号機は外アクセスのある3.5'ベイにHDDが入ってしまっているが、これを何とかすると3.5'ベイをまだ使うことが出来る…(ナニが目的か…既に見えなくなっている)

肝心のMOドライブの話である。
先に2号機に装着したのはOlympusの4,335rpmユニットであったが、実際に今回の富士通ユニット3,600rpmドライブとの735rpmという回転数の差異は実用上無視しても差し支えない物と思う。
逆によほどの理由がない限り1万円の追加出費で“高速”ドライブを購入する意味が発見できなかった。


ちなみに通常の読み書きでは体感的に差が出るほどではないし、一番時間がかかるディスクのフォーマットにおいても640ノーマルディスクの物理/論理フォーマットを行って、4,335rpmドライブで約11分、3,600rpmドライブで約13分であった。
(数値はFAT16フォーマットの場合。FAT32だと数分余分にかかる)
この2分の差を1万円の価格差と交換できるかどうかは個人差ではあるが…
ディスクは現在では一般的にフォーマット済みで売られる方が多く、アンフォーマットがそもそも少ない。
owディスクは実験用に1枚だけ買ってみたが、ノーマルディスクでも私の用途では何ら支障がないので単価が倍近くのowディスクを積極的に買う気も使う気も今のところはない。
よって、owディスクの検証は行っていない。

この買い物によって、恐ろしくも行きつけのショップのポイントがデジカメを貰えるほど貯まっていた…(いくら使ったのだ?怖くて計算できないよぉ〜)

…と言うわけで、只でデジカメを入手してしまった…
このデジカメについては次回報告。乞う、ご期待。

▽次へ続く…

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