愚行連鎖 WorksGBの道具達-12-

3・6号機リニューアルと1号機補足


3号機リニューアル

3号機 玉突き連鎖移植で気が付くとP54c90からIDT WinChip2(200)、EDO-SIMM 64MBから128MBになっていた3号機である。

(増設分64MBメモリは1号機ではt2で動いていたのに、このマシンにつけたらt3でないとエラーになるのが不思議だ)

HDDはQuantam TM-1080s(1GB)とWESTERN DIGITAL Caviar2850(850MB)。用途から特にこれでも間に合っているのだが、1号機から外した1.6GBが遊んでいるのももったいない…
得意のシステム入換えである。

MBはMICROSTAR MS5120 Intel 82430FX PB SRAM 256K。もちろんBaby-AT。
これも元1号機のIwill P55TV lite Intel 430VX PB SRAM 512KBの方がパフォーマンスがよさそうなのだが…悲しいかなミニタワー。
ATファクターのIwill P55TV liteも取付は可能なのだが、ハーフサイズでもPCIカードが3.5'ベイに干渉して1.2番スロットが使用不可になってしまう。
キャッシュも半分だし、FXチップセットはIDEのDMAが使えないので少々悔しいのだが、泣く泣く、MB交換は断念。HDD交換のみを行うことにした。

3号機作業中

3号機 息子が使っている6号機のHDDは1号機のお下がりと同型のWESTERN DIGITAL Caviar21600。
同じく1号機のお下がりWESTERN DIGITAL Caviar31200とWESTERN DIGITAL Caviar2850を6号機に換装、Caviar21600を3号機に移植すれば、3号機が1.0+0.85GB→1.6+1.6GB、6号機が1.6GB→1.2+0.85GB。全てのマシンがHDD増量と言うことになる。
3号機のケースは今では殆ど見ることがなくなった周波数デジタル表示窓が付いた物である。
デザイン的には結構気に入っている。

このマシンでは今まで換気を考えていなかったのだが、手持ちに8φファンがあったので吸気ファンとして取付けた。

6号機作業中

6号機 6号機のケースは恐らく日本には殆ど入っていないと思われる、CANONのロゴの入ったDesktop。
Boltless構造で工具一切無しで分解が可能である。

ちなみにMBはAcer V12LC-2xと言うライザの立った特殊な物である。
HDDベイは電源ユニットの横に縦位置に取付ける1箇所のみなので2番目のHDDは空いている5'ベイに装着することにした。
ついでに余っていた10BaseTのNICもオマケしておいた。

6号機外観

6号機 これもデザインから言ったら結構スマートなマシンである。
スペック的にはもはや見るべきモノはないが、ブラウジングくらいだったら充分であろう。

最近はのPCシーンはいささかマシンスペックが凄過ぎるような気もする。
ひとえにお馬鹿なMSのOSや超肥満体なアプリが無駄に資源を食い散らかしすぎるのだな。

初公開、3号機 & Linux FMV & PC486の亡骸

2番ラック 2番ラックの下に詰め込んである3号機とLinuxを入れたFMV466Dである。
手持ちにはまだ340MB、420MB、1GBのHDDが残っている。340や420は既に電気通すだけ無駄と言うような容量だが、1GBは近いうちにFMVにマウントしてしまおう。
EPSON PC-486MVは2号機新造のきっかけとなった物の亡骸で、現在はCPUも外してある。
脇に立っているのはELECOMの540MB SCSI HDDである。これも既に単なる飾りと化している。

PC-486にはなんとなく愛着があって捨てられないのだが、部品取りに使えるようなパーツもない…
実は、一番お世話になった8Bitマシンや86/286マシン等は引越しのときに整理がつかなくて解体して廃棄処分してしまったのだ。
今思うと、みんな保存して置きたかったな…

このPC-486も美しいデザインだと思う。最近の市販マシンのデザインはなんだかちょっとおかしいぞ。


温度センサー付8φファン

ミヨシ8φファン 温度センサー付のファンである。
実は、扇風機が大好きで、ファンを見るとつい買ってしまうのであった。

今回は、先日換装した1号機のファンがあまりにうるさく、我慢も限界に近くなってしまい、回転数制御できるファンなら…と購入した物である。

品名:サーモコントロールファン(ミヨシ)
型番:FAN-882HS
寸法:80*80*25
HERT SENSOR付
回転数は、80℃2900、70℃2650、60℃2400、50℃2100、40℃1850、30℃1600、20℃1400だそうである。
電源コネクタはMBからとる形式の3Pinであるが、4Pin変換ケーブルもついてお買い得感がある。

ジャンクボックス行きファン

8φファン 1号機だけでなく、カミさん用に作ったマシンも非常にうるさいとクレームがついていた。
取り外して見ると1号機に装着していた物と同じ。
大して風量も変わらないのに異常に騒音が大きい。
販売価格もさほど変わらないのに軸受けにベアリングすら入っていないようだ。
価格から言えば2号機に装着したセンサー無しの物と殆ど同じなのに、騒音は比べ物にならないくらい大きい。

取り外した2つとも異様にうるさいのでこの騒音は個体差ではないと思われる。廉くても買わない方がいいファンである。

品名:SUNON 8φfan
型番:KD1208PTB1
寸法:80*80*25
DC12V-2.6W

…という訳で、カミさん用マシンもセンサーファンに交換する。

1号機ファン換装

1号機ファン交換/アラーム イライラの元であった動作騒音はなんとファンの品質によるものであった。
上のセンサーファンに交換したら嘘の様に静かになってしまった。

筐体を開けたついでに「怪しい部品」で紹介したファンアラームも取付けて見ることにした。
説明書には「ブザーが鳴る」と書いてあったのだが、実はメロディアラームで曲目は「ロンドン橋」。
ロンドン橋がいくら落ちようが私には何の被害もないが、ファンが落ちたら、そりゃ大変。
でも、たまには電源コネクタを抜いてアラームを聴いて見たくなったりするのが危ない。
一瞬、本気でアラームテスト用のOn/Offスイッチをつけようと思ってしまったのは誰あろう私です。
(やんないけどね)

(こりゃ、結構楽しいですぜ)
だらしなく垂れ下がった白い電線はヒートセンサーのものである。
この後、センサー部をHDD付近(CPUに付けるべきか?…ま、いいや)に固定してケーブルもきちんと固定した。

補足:1号機排気ファン

1号機排気ファン 前回改装時に写真を撮り忘れていた1号機のリアパネルファンである。
古い筐体で非常にコンパクトかつ、目一杯パーツが詰まってしまう箱なので排気は重要である。
この筐体の設計当時から見るとCPU動作周波数は4〜5倍、HDD容量は20倍かつ高速回転になっているのだ。
そりゃ、デフォルトの自然換気では少々心もとない。

この筐体では縦位置2枚のHDDハウジングがちょうど電源にかぶさるように装着されるので、電源の吸気口からもHDD基盤面の排熱が出来る配置になる。
リアの三連装ファンは2枚重なって取付けられるHDDの隙間の空気を吸い出す形になる。

われながらなかなかの位置を見つけたものである。(…というよりここしか使える場所がない)


▽次へ続く…

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