愚行連鎖 あ゛ぁ゛…

GB楽器博物館

その他の楽器類/ウクレレ:12

廉価ウクレレの研究:6(あ゛ぁ゛…)

Alamoana UK260P,UK400

悲惨な状況
暑い夏もおさまり、木枯らし近い11月半ば…
暫く忘れていた「諭吉2号」、久々にケースから…

なんか、様子がおかしい

あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ…

悲惨な状況
この夏の異常気象のせいか、Aquila Nylgut弦のテンションが想像以上に強かったのか、はたまた、単に安物で造作が悪かったのか…

既にいじくり倒しているので、保証を使うのも何だし、ハナから他人に任せる気もない。

しかしながら、サウンドホールから挿入できる様なクランプもない。
さて、どうしたモノか…


タイトボンド まぁ、秋冬、年内のライブが一段落してからゆっくりと…
(結構楽しみにしていたり…)

等と労を惜しんだ訳ではないが…

いや、やっぱり一寸面倒だったんだな…


悲惨な状況
11月の終わりにちょっと後ろめたなり始めていた。
忘れてるわけではないのだが…
なんか、作業に入る気合いが…

結局11月中旬の発見から一月半近くも放置プレイしてしまった…


原始的道具達
(下にあるのはギター・サドル削り用の鏡)

原始的道具達 いくら何でも可哀想なので、年も押し迫った師走の夜、着手。

  1. 位置出しのマスキングをして、ペンサンダーで接着部分を均す。
  2. ブリッジの接着面をサンディングで均す。
  3. タイトボンドを塗付して…
  4. 今回はウチで一番大きなGクランプで固定。(アリモノだけで作業)

    てな具合である。

    作業を始めてしまえば30分かそこらで終わるモノを…

    その後…

  5. 約24時間放置。

復活 はみ出したタイトボンドを綺麗にして、弦を張って…弾いてみる。

ほれ、元通りやんか…
あとは暫く様子見。
多分、最初の接着よりも綺麗に付いたので、これで大丈夫であろう。
修理後一ヶ月以上経った2月の始め、全く異常は発生していない。


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