愚行連鎖 決して脱線ではない:2

GB楽器博物館

その他の楽器類/ウクレレ:6

バンジュレレ(バンジョー・ウクレレ)について

Goldtone
ウチに来たBlantonのバンジョー・ウクレレは、どうやら、こいつと同じ所で生まれたようだ。
ヘッドの形は少々異なるが…
(ウチの子の方が格好良い)

Gold Tone Banjolele (Banjo Uke)
This open back banjo ukelele is an affordable alternative for players desiring loud volume and the banjo uke tone. For players wanting to increase volume and tone, the resonator, flange and brackets may be added at a leter time.

8 inch body and head
Brass tone ring
arched design
openback
Flat flange
Ebony fingerboard
Scale: 13 3/4
Weight: 4 pounds
Nut width: 1 3/8

このオープンバックの楽器は喧しい音量と独特なバンジョー・ウクレレの音を望んでいるプレーヤーのためのお手頃な商品です。音量を増加させて、音質を変えたがっているプレーヤーに関しては、共鳴器、フランジ、およびブラケットは後で追加出来るかもしれません。
(拙訳:GB)

あるのか?…追加用のリゾネータ…



さて、前項で述べたArvin Keechであるが…
Banjo Ukuleleと言うサイトで次の記述を見つけた。(拙訳:GB)

バンジョーウクレレ

Arvin Keech
1918年のこと、アルビン.D.キーチ(Alvin.D.Keech)と彼の兄弟ケル(Kel)は、ウクレレ(4本の弦を持った小型ギター型楽器)の演奏法を、ある映画スターに教えにロサンゼルスに行きました。

「踊る蚤」という名前を持つこの素敵な楽器には、一つ難点がありました。それは、小さな胴から来る不十分な音量でした。
アルビン.D.キーチはバンジョーとの胴にウクレレのネックを組み合わせ、“バンジュレレ(BANJULELE)”という楽器を創作し、名前の特許をとりました。
1920年頃から、他の楽器メーカーも、“Banjuleles”を作りましたが、キーチの特許のためにその名前で彼らの楽器を呼ぶことができませんでした。
したがって、それらは“バンジョー・ウクレレ:BANJO UKULELE”か“ウクレレ・バンジョー:UKULELE BANJO”と呼ばれました。
それ以来、数多くの楽器が多くのメーカーによって作られます。

このカタログ(Webサイト)は写真と動画でジョージ・フォームビーによってプレーされるこの楽器を見ることが出来ます。
フォームビーが所有していたいくつか含む楽器や、多くの人気タイプを購入する場合の参考として、この美しい楽器の一本があなたのものとなることを願っています。
ともあれ、このサイトを楽しんでいただければ幸いであります。

デニス・テイラー


George Formbyについて

George Formby ウクレレ・バンジョーを調べていると必ず出てくるもう一つの名前、それがこの“ジョージ・フォームビィー”である。
彼は'30〜'50年代、主に戦前にイギリスで大人気を博したコメディアン・エンターテイナーで、歌とバンジョー・ウクレレの演奏のレコードを数多く残した人であり、その楽しくも素晴らしい演奏はYutube等でも見ることが出来る。
彼の演奏を見聞する限り、ウクレレ・バンジョーは一つのカテゴリーを形成出来る楽器に見える。


George Harrison Free As A Birdと言う曲の最後にジョンの声が入っているらしい。
私は聴いたことがないのだが、ビートルズ・ファンの方、聴いてみて欲しい。
そのままだと、“made by John Lennon…”または“made for John Lennon…”と言っているように聞こえるが、逆回転にすると、“turned out nice again.”(うまくいくさ)と言っているそうな。
これは、ジョージ・フォームビーのキャッチフレーズ、“Turned out nice again”で、これは彼がミュージカルコメディに出演したときの台詞だそうである。
フォームビーはその後、これを出しものの最後の決め文句として使用するようになったという。
ジョージ・ハリスンはフォームビーのファンだったそうで、実際に90年代前半に彼がウクレレを弾いて歌ったフォームビー・ナンバーがTVで放映されたこともあるそうだ。

彼が抱えている楽器、これは紛れもないバンジョー・ウクレレ。

Baetles Banjo-Ukulele

こんなのも見つけたし…


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