続く…![]()
マカフェリもどき、Paradise PDR-900である。
入手した縞黒檀でブリッジを新製したのだが…
オリジナルのブリッジ両端のヒゲの材質が気になり始めた。
ブリッジを造った端材の残りもあることだし、縞模様を合わせて作ってしまえ!
左端の物は皮そぎ用のスクレーパー。表板に薄くて丈夫な透明粘着シートで養生を施し、これで注意深くオリジナルのヒゲを削ぐように取り外す。
左側がオリジナルのヒゲ、右が新製した縞黒檀のヒゲである。
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全体像は、こんな感じである。
オリジナル・マカフェリのヒゲはこんなに末端がとがっていないのだが、綺麗にアールを出して削り出すために敢えて、形を少々変えてみた。
安っぽい材で、仕上げも「てきとー」だった物と比べて、ぐっといい雰囲気になった(…と作者は自画自賛している)。
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至近距離から見ると、こんな感じ。
もちろん同一の材の連続部分から切り出したので、縞模様もぴったりと合っているのだな。
写真だとたった3枚だが、型紙を取って3日かけて削りだした物を、仕上がりが気に入らないので一度捨てている。
まぁ、ヒゲを取り替えたところで、音が変わるわけでもないのだが…
げに、ご苦労なものよの。“まにや・をたく”養い難し。
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何となくモッサリした仕上がりが気にくわなかったので、作り直してみた…
全体的なシェイプも直し、より細くし、エッジもきちんと立てて削り直した。
一番最初の接着痕が出てしまった…