愚行連鎖　Recently My favorite things.


首里フジコ

Jacket Lua e Sol ルア エ ソル(DECD-0002)
（2004.3.6.発売）

2nd.アルバムの“Stormy Weather”がちょいと面白かったので、つい買ってしまった。
発売元の紹介文には…
古いジャズやオリジナルのボサノバを中心に、沖縄で育んだゆるい感性で歌う。
〜中略〜
アンプラグド、同時録音にこだわった柔らかく温かい音色にゆっくりゆるく包み込まれてゆく…
とある。
悪くはない…悪くはないが…2nd.程のインパクトはなかった。

Jacket Stormy Weather（DECD-0004）
（2004.9.8.発売）

  1. STORMY WEATHER
  2. I CAN'T GIVE YOU ANYTHING BUY LOVE
  3. 港町
  4. ALL OF ME
  5. 土埃
  6. FEELING GOOD
  7. 国頭サバクイ（クンジャンサバクイ）
  8. ふじの山
  9. 汗水節（アシミジブシ）
CD店の試聴機に入っていて、スタンダードとカバー曲の選曲に参ってその場で入手。
（多いな…このパターン。CD店皆様、試聴機というのは効果高ですぞ！）
特に、浅川マキのナンバー「港町（曲：山下洋輔、原詩：ラングストン・ヒューズ）」にノックアウト！
オリジナルの「港町」、これが入った浅川マキと山下洋輔カルテットのアルバム（CD化なし、現在入手不可）は浅川マキの最高傑作だと、私は思うが、もしかしたら、首里の「港町」はオリジナルと良い勝負かも知れない。

ただ一つ気になることは、この2nd.も上記の1st.アルバムも、やたら低音がぶかぶかの、なんだかだぶついた中年の腹のような録音なのだ…（そっと我が腹を見る）
試聴機（Nakamichiの業務用プレーヤー）でも、低音の出方が異常だったので、店員に質問してしまった位である。
もっとも、店員氏はこの録音をちっとも不思議・不自然だとは感じていないようだった。
（その店では平積み台にも出して大々的に販売していた）

帰宅して、複数の再生機で聴いてもやはり、ベースがだばだば…
何なんだろう…
こういうダボダボの録音を、おかしいと思う私の方がヘンなのだろうか…

もしかしたら、小さなラジカセやカーステレオをターゲットにした録音なのだろうか？等とも思った。
（その手の貧相な再生音では不自然さが薄れる）

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