愚行連鎖 Recently My favorite things.


MISIA

Jacket MISIA/MARVELOUS
発売:2003.(2001年発売盤のリマスタリング・ハイブリッドCD)

オヤジはたまにトチ狂う…

  1. Intro
  2. Rhythm Reflection
  3. 愛の歌
  4. SUNNY DAY
  5. あの夏のままで
  6. Nocturne
  7. Escape
  8. la la la
  9. Change for good
  10. Everything
  11. 時をとめて
  12. I miss you 〜時を越えて〜 additional track
  13. Everything Junior Vasquez Remix


Jacket これはもう、完璧なジャケ買いである。
初回盤のみ、豪華3面デジパック仕様…。
後で調べたら彼女のセルフ・プロデュースなのだそうだ。
小父様はこのセンスにヤラれてしまったのである。

実はとんでもないことに、帰宅してPlayボタンを押すまで、あの大ヒットした“Everything”がこの娘の曲だと言うことを知らなかったのである…

以前、ドライブ中にFMラジオから流れてきた、松任谷由実とMisiaの対談を聴いて…
「おぃおぃ、話が全くフォーカス合ってねーよ…」
と思ったものである。
考えてみれば松任谷由実(ごめん、同年代だ…)は年齢から言えば、Misiaの母親世代だもんなぁ…
話がかみ合うわけがない。

Jacket しかしながら、「音楽という言葉」は世代を超越する。
このアルバムも最近の造りで、電気バリバリの録音後加工ガンガンなのだが…
でも、良いね。

基本的に非電気音楽が好きなのだが、電気音楽を否定するものではない。
実際に触れてみてじっくりと考えないと本当のところは見えてこないのだ。


洋楽や映像文化…(アメリカ発が主だが)に体の芯から漬かって吸収し、育った娘は、こういう成長をするのだな。
なかなか好ましいと思う小父様であった。

「みーしゃは、日出ずる国の南に生を受け…。歌うために創造された彼女の声は…山を越えて拡散し、宇宙へと飛翔する…」

ってな調子の、まるでハリウッド映画か昔の記録映画冒頭のような英語のナレーションから始まるアルバムは、そのジャケットデザインとの統一性も優れ、これを棚から手にとってキャッシャーまで運んだオーディエンスの期待を裏切らない。

上手いね…この娘。

ハイブリッドCDとは

Audio Compact Disk:CDは、1980年代はじめに登場し、アナログ盤を追い抜いて主役の座に立ってからは20年に満たないが、デジタル技術の進歩は著しく、CDに代わるフォーマットの策定も行われていた。
現行のCDではアナログオーディオの持つ細かいニュアンス表現を再現するのが難しい、しかし蓄積されたデジタルオーディオ資産も廃棄するわけにはいかない。
CDの開発メーカーであるソニーとフィリップスが提唱し1999年5月市場投入した「スーパーオーディオCD(SACD)」を2層構造の採用で、CDプレーヤーでも再生可能にしたものがハイブリッドCDである。
要するに、一枚のCDに従来のCDフォーマットと高音質の新規格フォーマットが2階建てで共存しており、既存のCDプレーヤーでも再生できる互換性を持っているディスクである。
つまり、従来のCDプレーヤーでも聴けるため、当面CDしか聴くことができなくても、SA-CD対応プレーヤーを後から揃えることが出来れば、ソフトを買い替えることなく、SA-CDの優れた音を聴くことが出来ると言うもの。


詳しくは>SA-CD公式HP

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