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ローグ・ワン

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 原題:Rogue One: A Star Wars Story

監 督 ギャレス・エドワーズ
出 演 フェリシティ・ジョーンズ/ディエゴ・ルナ/リズ・アーメッド/ベン・メンデルソーン/ドニー・イェン/チアン・ウェン/フォレスト・ウィテカー/マッツ・ミケルセン/アラン・テュディック隆
脚 本 ゲイリー・ウィッタ/クリス・ワイツ
音 楽 マイケル・ジアッチーノ
原 作 『スター・ウォーズ』ジョージ・ルーカス
製 作 年 2016
製作国 米

アメリカのスペースオペラである『スター・ウォーズ』シリーズの実写映画本編を補完する、実写映画スピンオフ(外伝)作品シリーズ「アンソロジー・シリーズ」の第1作品目。

物語の時系列は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前に当たり、『エピソード4/新たなる希望』の冒頭でも触れられた銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図の強奪任務を遂行した反乱同盟軍兵士達の活躍が『エピソード4/新たなる希望』の開始10分前まで描かれている。
(Wikipediaより)

巷間言われる“STAR WARS Epsode 3.5”。
まさしくそのままの作品。

故人(1994年没)であるピーター・カッシングが演じたターキン総督がCGI処理で登場する、とは聞いていたが、もう、本人そのまま、死人が新作映画に出演…とか、レイア姫が当時のままの姿で(これも顔面CG差し替えらしい)とか、R2-D2とC3-POが…とか(一瞬初音ミクも出てた…)とか…

そんな事はどうでもよろしい。
年代を追うために次々作られ、一応の完結を見たSTAR WARSシリーズだが、本作はは正に初心に立ち返り、血湧き肉躍る「冒険と闘いの始まり」を魅せてくれた。

いや、冷静に考えると、あ、撃墜、死んだな。うわっ!直撃、即死だな。おおぅ!壊滅、全員死亡だな…と人は死にまくるのだが。

とにかく、人は死ぬ、死んで死んで死にまくる。
それがストーリーのためとは言え、今ひとつ気になるのだが…

I am with the Force and the Force is with me.

ジェダイがいない時代。それでも“理力”を信ずる者がいた。

そもそもが確立された筋書きの間隙を埋めるための物語。
既に出ている結果を追認するためのエピソードは後付でいくらでも作れる。
逆にその有利な条件で、スターウォーズを愛する人々が作り上げた世界なので、面白くないはずがない。

しかし、後味が良いのか悪いのか…

およそディズニー絡みとは思えないあの結末も「新たなる希望」への辻褄を合わせるためには仕方がなかったのか。

しかし、娯楽映画としては、そしてSTAR WARSシリーズとしても、これは傑作と言えるかも知れない。

本作はエンドロールまできっちりと見るべきだ。
そこで初めて…
物語の一端はメビウスの輪を繋ぐのだ。

A long time ago, in a galaxy far, far away...

Episode IV
A NEW HOPE

It is a period of civil war.
Rebel spaceships, striking
from a hidden base, have won
their first victory against
the evil Galactic Empire.

During the Battle, Rebel
spies managed to steal secret
plans to the Empire's
ultimate weapon, the DEATH
STAR, an armored space
station with enough power to
destroy an entire planet.

Pursued by the Empire's
sinister agents, Princess
Leia races home abord her
starship, custodian of the
stolen plans that can save
her people and restore
freedom to the galaxy. . . .


May The Force be with you.

スターウォーズフリークは取り敢えず観とけ!(観ないと後悔するぞ!)



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