GBのアームチェアCinema見ist:ナルニア国物語2

ナルニア国物語

ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛:
The Chronicles of NARNIA Prince Caspian

監  督 アンドリュー・アダムソン
主  演 ジョージ・ヘンリー/スキャンダー・ケインズ/ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル/ベン・バーンズ
助  演 ティルダ・スウィントン/ジェームス・マカヴォイ
音  楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
製 作 年 2008・米
原  作 C.S.ルイス

ナルニアを心の土地とするものとして、当然のことであるが見に行ってきた。

ナルニア国物語ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女”に続く、C・S・ルイスの7巻にわたる児童文学シリーズ「ナルニア国ものがたり」の実写映画版第二弾。
原作の第2巻目に当たる「カスピアン王子のつのぶえ」。
監督は前作と変わらず、メイン出演者も前作に引き続き出演している。
ペベンシー4兄妹は相変わらず不細工である。


ナルニア国物語 事前宣伝では、カスピアン(ベン・バーンズ)を「イケメン王子」として、そればかりだったが…
(日本人好みか?TOKIOのなんとか君そっくりである)
カスピアンは不細工では困るが、イケメンであろうと無かろうと、そんなことはどうでも宜しい。
ストーリーそのものは原作の雰囲気とは少々異なるイメージだが、そんなこともどうでも宜しい。

原作の世界観はそこそこ映像に引き継がれている。
我らナルニアンは、ナルニアの大地を感じることが出来るだけで幸せなのだから。


ナルニア国物語 なんといっても、今回、あのリーピチープ(Reepicheep)と11人(匹)の騎士達(映像には半分程度の数しか出てこないが)に逢えた、それだけで充分すぎる位満足である。
ちょっと頭でかすぎるような気もするが、イメージはさほど崩れていない。

ナルニア国物語/第3章:朝びらき丸東の海へ(Voyage of the Dawn Treader)も2010年公開予定だそうだが…

リーピチープは原作では3巻目に当たるこの第3作でもカスピアンの旅に同行する筈である。
もし、原作が最後まで映画化されるのであれば、“最後の戦い(The Last Battle)”でも、彼に会えることになる。
楽しみである。

以前も書いたが、原作7巻の並び順はナルニアの歴史の流れとは敢えて一致していない。

本作は第2章にあたる。

主人公の子ども達は時間の流れの中、現実世界とナルニアを往復(最期には帰ってこないのだが…)する訳だが、子ども達の発育成長と映画撮影をどう調整するのだろう?
製作のウォルデンメディアは“ナルニア”シリーズ全7作全ての映画化権を獲得しているらしいが7作全部映画化するかどうかは決まっていないらしい。



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