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メリー・ポピンズ リターンズ

メリー・ポピンズ リターンズ(原題 Mary Poppins Returns)

監 督 ロブ・マーシャル
出 演
ジュディ・デンチ/アリ・ファザル/マイケル・ガンボン/エディー・イザード/ティム・ピゴット=スミス/アディール・アクタル
脚 本 デヴィッド・マギー
原 案 デヴィッド・マギー/ロブ・マーシャル/ジョン・デルーカ
音 楽 トーマス・ニューマン
原 作 マーク・シャイマン
主題歌 平原綾香「幸せのありか」(日本版エンドソング)
製作年 2017
製作国 米

突然歌うなよ!
と、森田一義氏は怒った。

その上、辺り構わず踊るんじゃないっ!傍迷惑だろうが。

そもそも児童書原作のミュージカルなのだから、そんな事ぁ、どーでも宜しい。
この作品は唄と踊りを観て聴く物だから、多分。

『メリー・ポピンズ』は、パメラ・L・トラヴァースの児童書を基に、魔法の使える家庭教師メリー・ポピンズとバンクス家の人々の交流を描いたミュージカル映画。
『メリー・ポピンズ』(原題: Mary Poppins)は、『メアリー・ポピンズ』を原作とする1964年に製作されたウォルト・ディズニー・カンパニー製作のミュージカル映画。映画初主演のジュリー・アンドリュースがメリー・ポピンズ役を務め、実写とアニメーションの合成という手法が取られ、第37回アカデミー賞では最多13部門にノミネートされ5部門を受賞した。
本作はそれから20年後の大恐慌時代のロンドンが舞台で、大人になったバンクス家姉弟とその子供達の前に再びメリー・ポピンズが現れると言う物語。
なんと、54年ぶりの続編と言う事になる。

メリー・ポピンズ役は、ジュリー・アンドリュースから『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントにバトンタッチ。
「日本原作、トム・クルーズ主演。」「戦う、死ぬ、目覚める―。」の人だったんだ。

オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題: Edge of Tomorrow)ではマッチョないい女だったけど…
ううむ…
やっぱりメリー・ポピンズはジュディのイメージが強いなぁ。
どっか出見た事が…と思ったらオリジナル版にも出演していたディック・ヴァン・ダイクも登場する。
ロンのお母さん、モリー・ウィーズリーさんも出てたぞ。歳、とったなぁ…

映画そのものは美しい。それはもう、ディズニーなのだから間違いは無い。
歌も踊りも楽しい。
劇中の風景もクラシカルな絵画のタイトルバックも美しい。
古き良きアメリカ映画(舞台はロンドンだけど)の作り、そのまんま。総てのシーンが美しい。
そして、懐かしいディズニーアニメとの共演。

ミュージカルが駄目で無ければ、これはお薦め。

ただね、殆ど新作の劇伴、「チム・チム・チェリー」のような一発で耳に残るキラーソングがないのが残念。


『メアリー・ポピンズ』(Mary Poppins)は、オーストラリア出身のイギリスの作家パメラ・L・トラヴァースによる、児童文学シリーズであり、その主人公の名でもある。

1934年から1988年にかけ刊行された、エブリデイ・マジック(またはファンタジー)の古典の1つ。1964年のディズニーによるミュージカル映画『メリー・ポピンズ』でも知られる。原作者のトラヴァースは、長年、ディズニーからの映画化の申し込みを断っており、映画化される場合も、様々な条件をつけた。その映画化の過程は『ウォルト・ディズニーの約束』としてさらに映画化された。2004年にミュージカルとして舞台化され、イギリスで開幕。以後20か国以上の国で上演されている。

日本語訳は主に「メアリー・ポピンズ」だが、多数の訳書が出ている第1作では「メアリ・ポピンズ」「メリー・ポピンズ」の訳もある。また、『メアリー・ポピンズ』は第1作の原題でもある(日本語では主に『風にのってきたメアリー・ポピンズ』として知られる)。

原書イラストはメアリー・シェパード。

Mary Poppins (1934)
Mary Poppins Comes Back (1935)
Mary Poppins Opens the Door (1943)
Mary Poppins in the Park (1935)
Mary Poppins From A-Z (1962)(1975)
Mary Poppins in Cherry Tree Lane (1982)
Mary Poppins and the House Next Door (1988)

以上の7作が刊行され、、いずれも邦訳されている。
(この項Wikipediaより)



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