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鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー

鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー

監督 曽利文彦
脚本 曽利文彦/宮本武史
原作 荒川弘『鋼の錬金術師』
出演 山田涼介/本田翼/ディーン・フジオカ/蓮佛美沙子/本郷奏多/黒島結菜/渡邊圭祐/水石亜飛夢/山田裕貴/舘ひろし(特別出演)/藤木直人/山本耕史/栗山千明/佐藤隆太/仲間由紀恵/新田真剣佑/内野聖陽
音楽 北里玲二
製作 2022


全三部作なのだそうな。
カミさん、特に内容はどうでも良くて、単純にイケメン映画としてどうしても観たいらしい。
まぁ、最初の(2017年)観てしまったので、続きは観ざるをえないよなぁ。

しかし、どこもかしこもTOPGUNだらけでその他の作品はどんどん上映が縮小されている。
と、言うわけで週末の最終、レイトショーに行ってきた。もう、こんな時間しか上映が無い。
案の定、劇場パンフも完売で手に入らなかった。

前作の感想で…

「原作ファンから大ブーイングが起こったそうである。
いや、私も原作を夢中で読んだファンの一人なのだが。

カミさんはイケメン映画なら何でも良い…多分。

結論から言うと…

エンターテイメントとしては充分に成立している。
娯楽映画として“フツーに面白い”んじゃないか?

映画としては悪くなかった、つーか良かったよ。

取り敢えず制作側の「原作に対する敬意」は充分に感じることが出来る。
何とか当てて続編作りたい気持ちも満々だ。

昭和30年代、映画産業華やかりし頃。かつて邦画で隆盛を極めた無国籍アクション作品。
あれのノリで観れば、何ら違和感は…多分ない。」
と、書いている。 本作も色々と(悪い)前評判が噴出していたが…
とにかく、原作はストーリーや設定構成が非常に優れた作品。原作がちゃんとしていれば、相当な間抜けが作らない限り、映画はそこそこの物になる。
本作はその好例だろう。
否定的な感想は、多分原作から持っていたイメージとキャスティングとの乖離がその大きな原因ではないだろうか。

何故か背景合成など、かなりショボイ。前作よりも…等不満は少々残るが、冒険活劇としてはなかなか良く出来ているよ、これ。

で…
そこでTo Be Continued...
するかっ!

“ここまで付き合ったんだから、最後までついてこいよ!”
と言わんばかり。

本当の完結編「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」は来月公開である。




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