GBのアームチェアCinema見ist:GANTZ PERFECT ANSWER

GANTZ PERFECT ANSWER

GANTZ PERFECT ANSWER

監 督 佐藤信介
出 演 二宮和也/松山ケンイチ/吉高由里子/本郷奏多/夏菜/伊藤歩/田口トモロヲ/山田孝之
脚 本 渡辺雄介
音 楽 川井憲次
原 作 「GANTZ」奥浩哉(集英社/週刊ヤングジャンプ連載)
製 作 年 2010(公開:2011)


最初から全2部作と公表された作品の完結編。
『週刊ヤングジャンプ』に連載されている同名漫画を原作とするSFアクション映画。
前編・後編共にPG12指定を受けた。


GANTZ PERFECT ANSWER 前編は全国410スクリーンで公開され、2011年1月29、30日初日2日間で興収は5億9,282万3,900円、動員は45万4,220人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった。更に公開第2週で動員100万人&興収10億円を突破し2週連続ランキング第1位となっている。公開23日目には累積成績が興収25億3,094万850円、動員202万3,568人になり再びランキング第1位となっている。
(Wikipediaより)

いや、イケメン2Top Movie、強いなぁ〜…


と、言う訳で初日、嵐フリークスのカミさんのお供で土曜の仕事終わってから映画館へ。

後編公開前日の2011年4月22日には、オリジナルストーリーの『ANOTHER GANTZ』(アナザー・ガンツ)が日本テレビ系『金曜特別ロードショー』で放送された。前編『GANTZ』の内容を劇場版では登場しないフリーライター・菊地誠一(加藤晴彦)目線で描いた物語。劇場版と同じく佐藤信介と渡辺雄介が監督・脚本を担当した。
(Wikipediaより)

この前日の予習復習おさらい番組もきちんと見て…
(何のことはないPART-1のダイジェストだったが…)
まぁ、前編を見てしまったからには完全制覇しないとね。


GANTZ PERFECT ANSWER さて、本編。
PART-1の方は原作にある程度沿っているのだそうだが、このPART-2完結編は原作とは全く異なるストーリーなのだとか。
まぁ、原作が長編で、未だ継続中らしい(実は読んでいない)ので妥当な処理か。

冒頭少々だれた感じはあったモノの中盤以降は全力疾走。
とにかくこれは戦闘と殺戮を観る映画なのだな…

バトルシーンは…全編通じた残虐な映像の可否はともかくとして、なかなか良くできている。
日本映画もなかなかやるな、と言う印象である。

全力疾走が強力で、終盤近く、このままぶっ飛ばしてしまって一体どう落とし前を付けるのだろう、と気になって気になって…

いやいや、この結末は…
カミさんは「ラストシーン、言わずもがなで、あれは必要ない。」と力説していたが…

シュールな不条理感を期待した私は一寸裏切られた。
シュールとか不条理と言うよりも…
なんだかよく分からないが大団円なのだ。(それを不条理というのか?)


まぁ、説明的映像がないとこの映画の主たる観客には通じないかも知れない。
いつも映画を観てからネット上の一般人の感想を読むのだが…
まぁ…悪いが本作に関してはレベルが低い。

が、しかし、私の感想も「私が知る限り“邦画史上最も拳銃弾をバラ撒いた”作品」、以上!
と言ったところか。
単純にアクション映画を観たいのならばお奨めと言えばお奨めかな。

前作でも書いたが、作品ではなく気になったことは…
本作の客層は何と程度が低いのだろう。
まるで野放しにされた幼稚園児以下。いや、サルだわ、こいつら。

前作と全く同様、予告編から本編に移っても全く映画に関係のないお喋りが客席のあちこちで続き、袋をがさがさ開けて煎餅だかスナックフードだかをバリボリ貪り食うわ、上映中に関わらずそこら中で電源の入ったケータイをぱたぱた開けるわ、便所だかなんだか知らんが上映中に席を立ち、場内を歩き回り、あげくサイドの非常口から平気で出入りする馬鹿は一人や二人ではない。


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