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エイリアン:コヴェナント

エイリアン:コヴェナント(原題:Alien: Covenant)

監督 リドリー・スコット
脚本 ジョン・ローガン/ダンテ・ハーパー
出演 マイケル・ファスベンダー/キャサリン・ウォーターストン/ビリー・クラダップ/ダニー・マクブライド/デミアン・ビチル
音楽 ジェド・カーゼル/ジェリー・ゴールドスミス/マルク・ストライテンフェルト
原案 ジャック・パグレン/マイケル・グリーン
原作 キャラクター創造 ダン・オバノン/ロナルド・シャセット
製作年 2016/仏


う〜ん…なんだか説明不足な感じがするなぁ…と思ったら、本作は2012年公開の“プロメテウス”の続編であり、1979年公開の『エイリアン』の前日談なのだと…

うぁ…“プロメテウス”観てないぞ。
エイリアンシリーズは勿論観ているが。

プロローグと本編の間に“プロメテウス”のストーリーが入ると物語は完結するようだ。

R15+なんだそうな。
いや、確かにグチャグチャぬるぬる…
その手が苦手な人は観ない方がって…当然のことながら、そう言う人はこの作品を選んだりしないとは思う。

ヒロインは一見若き日のシガニー・ウィーバー:エレン・リプリーを彷彿とさせるイメージ…かと思いきや、アクションとは無縁っぽい一寸ぽっちゃり顔。まぁ、可愛いっちゃかわいいのかも知れないが、ハードアクションの雰囲気ではないかな。
どこかで見た事があるような、と思ったら“ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅”のヒロインだったんだ。
やっぱり余り印象が強くなかったようで、ファンタビの感想文でも彼女のことには触れていない。

でね、どうも私は白色人種の男の顔の認識能力に欠けるようだ。
なんか似た顔だな、と思いつつ、プロローグで出てくるアンドロイドと本編の宇宙船に配備されたアンドロイドの容姿が同一だと言う事に最後まで気付かなかったのは内緒だ。

このことに気付かないとエンディングの怖さが一瞬遅れてやってきてしまう。
(いや、ネタバレギリギリ)

キャッチコピーは「絶望の、産声。」。

冒頭のシーンでアンドロイドがピアノで弾く「ワルハラ城への神々の入場」。
そしてエンディングでバックに流れるオーケストラでの「神々の入場」。

いや…上手いな。リドリー・スコット。



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