愚行連鎖 二台持ちへの道-4-

軽戦闘機COPEN:4 / 二台持ちへの道-4-

Photo
2018年7月1週、最後の土曜。

お色直しが済んだコペンを迎えに行く。
まずはランクルさん出撃。
外した部品などを回収。一旦帰宅、部品を下ろし、電車で再度ディーラーへ。

改めてみると、やっぱり小さい!良いなぁ、このサイズ。

Photo
取り敢えず、水道の蛇口みたいなマフラーと、変にデザインされたホイールは交換がお約束。
マフラーの排気出口が下を向いているのは、CVT車のアイドリングストップ中、外部からの空気流入を押さえて再始動のレスポンスをアップさせるための工夫なんだそうで。
(これを明言しているのは私の記憶ではモーターファンだけだった気がする)
アイストが嫌だというのもM/Tを選んだ理由の一つなので、この変な恰好のマフラーを付けておく理由はない。(この車M/T車にはアイストが装備されない)
なにより、CVTにはメーカーオプションのLSDが設定されていない。(オートマチック用LSDはない訳ではないが、非常に高価である)、更にM/TはCVTモデルより20kgも車重が軽い。乗ることを楽しみたい訳であるし、M/Tを選ばない理由もない。

Photo
M/Tをオーダーしたら、メーカーの担当者が「え?M/Tですか?」と言った位CVT率が高いようだが、前述したように、まずCVTはミッション本体が重く、ギアオイル量も4倍以上、結果車重が20kgもM/T車より重い。
更にメーカーオプションとして用意されるLSDがM/Tにしか設定されていない。
(CVTでは変速機内のオイルに混じる切り子が噛み込むので基本的にはLSDは使えないそうな。3rd.Party製では特殊カーボン製CVT用LSDも存在するらしいが、怖ろしく高い)
何より人生最後の(多分)愛車、“マニュアルトランスミッション”が欲しかった。

ホイールはあの妙に“格好いいだろ〜”デザインの起伏がなく立体感に欠けるデザインは一寸な、と言う事でこれも変更予定。

純正ホイール7.3kg程度あるらしい。


鍛造ホイールは高くて手が出ないし、純正オプションのBBSは一般市販品のデザインより何だかもっさりしている。
どうせなら軽い物と言う事で選んだのが…
ユーロスポーツ タイプ805 16インチ×5.0J 4H-100 +45 ブロンズ クリアー

ダイハツ純正コペン880用BBS15インチで約5.8kgあるそうだが、これはBLEST WHEEL VIA登録情報によると、公称5.9(実測したら5.7〜5.8:バルブ・センターキャップ含まずだった)と、鋳造ホイールとしてはかなり軽い。
濃緑のボディには金のホイールと決めていたので、これでい〜のだ。

Photo
どうもわざとらしくて気にくわなかったMOMOの革巻き。
ウッドコンビに交換。サイドブレーキもウッドに。暑い暑い駐車場でシフトノブもお揃いのMOMOに。

ステアリング、これはTANTOのオプション。
たまたまオークションで発見したので手に入れた物。
COPENにはウッドステアリングのオプションがなく、Sに装着されるMOMOのデザイン、どうも好きになれない。


Photo
インテーク・アウトレット・パイプも太く曲がりが少ない金属製に。


Photo
1号、ランクルさんにご挨拶。


20年ぶりのM/T、試運転は走り出し暫くエンスト大会。
(あ〜、何事もなく再起動できる、ボタン式スターターで良かった)
その次は下品なオヤジ、ホイールスピン大会。
いやいや…侮ってたら、やたらホイールスピン、タイヤ鳴りまくりなんだな。
普通に走れるようになるまで数十分かかってしまった。

軽自動車、舐めちゃイケマセン。
こんなにパワフル、トルキーなんだ。

気がつくと、今日は土曜ではないか。
午後一杯あれば奥多摩辺りまで行かれる…と思ったら…
渋滞のるつぼ。23区を出た所で力尽きてしまった。

しかし、M/T車、こんなに疲れるとは思わなかった。
足、攣りそう。
日焼けで顔、ひりひりするし。

いやぁ…
車の運転がこんな肉体労働だったなんて…
昔はM/Tどころか、ブレーキもステアリングも全くアシストがない車、平気で乗っていたものだが。


 To Be Continued…


▲車 巻頭へ戻る
▲乗り物CONTENTSへ戻る
returnトップページへ戻る