WorksＧＢの道具達-69デジカメ遍歴-29- FUJIFILM X-E1
11月初旬発売予定となっていたが初旬がだいぶ遅れ、17日に決定の情報が流れた。ホントに完成してるのか？と疑ったが、10月下旬にいつものカメラ屋には銀ボディの実機（自由に触れる）と、黒ボディのモック（ウェイトが入ってほぼ実機と同じ重さ）が展示されていた。
サイズはほぼX100と同じ、と言う事は解っていたが、実際にズームレンズが付いた機体はかなり小さく感じる。
小さいが構えた感じはかなり安定して宜しい。
ファインダーも高精細で見やすく、ズームもスムーズ、レンズ動作音も静かで合焦も速い。
何より、FUJIFILM X Seriesはそのアナログ的な操作系が実に心地よい。
電源を入れなくても、ダイヤルを見ただけでカメラがどうなっているか、これからどうしたいかが解るのがよいのだな。
見た目もなかなか麗しい。
正面にファインダー窓を持たない造形は目のない深海魚を彷彿とさせる。
作りもしっかりしているが…ただ一つ。
X-Pro1では装備されなかった内蔵フラッシュ。
これがね…
収納してあればナンの違和感もないのだが、ポップアップするとプラスチック丸出しで、とんでもなく安っぽっちぃ。
そもそもパンタグラフのような複数のヒンジを介して立ち上がるのだが、その動作が…
ふにひょろぴんぴょろりぃ〜〜ん！
と間抜けな事おびただしい。
多分、これ、ポップアップさせるたびにイラっとするので使わないだろうな。
（もともとデジカメで内蔵フラッシュは滅多な事では使わないし、その方が綺麗な写真が撮れる）
X-Pro1は確かに凄い（価格も）カメラだが、実用的にはEVFのみに絞り込んだX-E1の方が戦闘力が高そうな機がする。
で…X-Mountにはマウントアダプターがかなりの種類揃っている。
試しにEOSマウント用があるか訊いたら、安いのは7,000円程。
高いのは2万5千円だそうな…
1万円以下なら、と思ったが安いのは絞り解放のままで絞れないのだそうな。
高いのは…そんだけ出すならもう少し足してFUJIのレンズを買った方が宜しかろう。
親父の形見、古いライカスクリューマウントのFUJINONを持っているのでスクリューマウントのアダプターは欲しいかな。安かったら…と…
また愚か者と呼ばれるだろうが…
実は半月前に既に予約を済ませて17日を心待ちにしていた私なのであった。
「最高峰」とFUJIが豪語する純正レンズプロテクタも貰えるしね。
（このシリーズはセンサ側でUVプロテクト処理しているのでフィルタ側は単にレンズ保護特化で良いのだそうな）
とりあえず、銀でオーダーしてあるが、黒も捨てがたいな。
はい、この操作系と我が道を行くという唯我独尊のFUJIFILMのカメラが大好きです。
次へ続く…
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