愚行連鎖 WorksGBの道具達-53

カメラ編 その-12-

デジカメ遍歴-12- X10 その後-2-

レンズガード(常用フィルタ)を探したが、レンズサイズはこんな所までレトロしなくても良いじゃないかのビンテージ・カメラには使われていたらしい40mm。現在はフィルタメーカーでカタログに載せているのはHANZA位。

と、前回書いたが、HAKUBAで40mmのフィルタのオーダーを受けているらしい。
で、量販店“Y”カメラには在庫があり、通販でも店頭でも販売していると…
仕事帰りに覗いてみると、ちゃんと店頭に並んでいた。


HAKUBA MCレンズガード40mm


多分、クラシックカメラマニアのために少量生産しているHANZAと違って、HAKUBAは一般の汎用フィルタと同じラインで作れるのだろう。

お廉い…



X-10 X-10

富士フイルムでは「X10のフィルター径は40mmではなく40.3mmという変則的な径で、ネットで話題になっている40mmは装着出来るが緩いために若干カタカタし、キツく締めようとするとネジ山を傷つけたりする恐れがあるので自己責任でもお勧め出来ない」としているらしいが…

何の問題もなく装着可能。軋み、がたつき等も無し。
フィルタガラスとレンズ間のクリアランスにも問題なし。

ネジをはじめ工業製品の取り付けにはには公差(許容範囲の寸法的余裕)と言う物があり、+0.5mmはその公差の範囲外で、-0.3mmは公差範囲に収まる、と言うことだろうか?

X-10 X-10

多少被せは甘くはなるが、このレンズガードを装着したまま純正レンズキャップも使用可能。
純正ケースの蓋も閉まるし、ケース蓋を着脱しても外れてしまうことはなさそうである。

更に、40mmフィルタのネジへの純正フードの装着も問題なし。

但し、このX10のレンズネジ、そもそも個体によってばらつきがあるようで、40.5mmも40mmも取り付け不可能なこともあるらしい。


X-10 X-10

HAKUBA 40mmレンズガード装着の図:電源OFF時 / 望遠端

X-10 X-10

HAKUBA 40mmレンズガード装着の図:フード取付 / フード取付・望遠端

本当は40mmではなく40.5mmが装着出来れば、比較的ラインアップが多い40.5mmのその他のフィルタも使えるのだが…
レンズガードの装着は、うっかりレンズ表面に触ってしまうことが無くなる、という意味では非常に安心感がある。

ステップアップリング


ステップアップリング 40→40.5mm 八仙堂等というアダプタも存在する。 お値段は安いが、常用フィルタが2階建てになってしまっては、次の段にフィルタを装着した場合にケラレが出る危険性があるな。




NP-50 NP-50

定価5,000円台(OpenPrice)、実売3,000円台の純正電池、互換品だと300円程で買えると言うのは…やはり気持ちが動きそうになる。(多分、互換電池は買わないが…)

等と言いながら、やはり誘惑に負けROWA互換電池を購入してしまった。
Kenko辺りが発売している「互換電池」でさえ、メーカー純正と大差ない価格なのに、この値段は一体何なんだろう?
このROWAブランドの電池に関しては、何か問題があったという話しは余り聞かないのだが。

取り敢えず、持ち運びにはPS2メモリーカードのケースが使えそう。
もう少し体裁の良いケースを探そう。
こちらは又暫く使ってみてからレポート。

と、言う訳で、今回は「全て自己責任で…」のコンテンツであった。

▽次へ続く…
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