デジカメ遍歴-10- X10 Impression
手に入れて5日程経った。
撮影枚数未だ80枚程。
予備電池を互換品にしてイニシャライズコスト(初期投資)を減らすと言う手もあったが、安全性・信頼性を考え、富士フイルム純正品にした。
前にも書いているが、定価5,000円台(OpenPrice)、実売3,000円台の純正電池、互換品だと300円程で買えると言うのは…やはり気持ちが動きそうになる。(多分、互換電池は買わないが…)
その純正電池だが、撮影枚数81枚で赤マークが出て、遂にシャットダウンして立ち上がらなくなった。
仕様書には撮影可能枚数270枚とあるのだが…
状況によって撮影枚数が異なるのは仕方ないが、いくら何でも早すぎないか?
ふと気づくと本体設定、[パフォーマンス]は節電モード(液晶の輝度を落とす)にしておいたが、[クイック起動]がONになっていた。
これは電源OFFでもスリープ状態になるようで、電池の消耗が早くなる。
[クイック起動]をONにしてもそれほど劇的に起動が早くなる訳ではないので、これはOFFで行くべきだろう。
フォーカスを自動追尾やコンティニアスAF(スイッチ位置:AF-C)にした場合、モードがEXRの場合も電池消耗が早くなるそうな。
EXRモード、思った通りの写真が撮れないので基本的に使わないから良いのだ。
その他、ついやりそうなのはスイッチ(ズームリング)を最後にかちっとクリックした完全にOFF状態にしないで放置してしまうこと。
これはファインダー横のLEDがゆっくり橙色点滅をするので気を付けないといけない。
追記
よく考えたら…
買ってすぐにファームウェアの更新作業をしてた。
多分、これが凄く電池を消耗させたのではないだろうか。
次からはカタログスペックに近い撮影枚数が出ることを期待しよう。
さて、X10レンズキャップである。
アルミ製プレスのとっても高そうで、なくしたら泣いちゃいそうな代物。
余り格好良くないが、紐付けるしかないかな、と思ったら、ちゃんと製品があったのである。
安いんだけど…
この作りはいくら何でもあんまりだろう。
(左はケータイストラップ用パーツ)
余りと言えば余りのナス環だけでももう少し…
と、ケータイストラップ用の小振りのナス環に交換。
確かに廉いパーツではあるが…
自分で作った方が良かったかも。
で、もう一つ、こんな物を見つけた。
フリップバック アングルビューファインダー。
これは何か?と言うと、デジカメの液晶画面に取り付ける鏡で、正面から液晶を見られない場合に角度を変えて見られるようにすると言うアイディア商品。
背中に液晶背負ってないとカメラも印象が違うが…オレンジのマークが…
本体のロゴや文字、全部白なんだから揃ってないと変ぢゃん。
余りに目立つのでつや消し白を差してみる。
何日か使ってみて、X10の視差は近接撮影(1m位からこっち側)以外は余り気にならないことが分かった。
X100と異なり、ファインダー対物窓がレンズのほぼ真上にあるから気になるズレも上下のみと考えても支障はないし。
最初、何故X100と同じデザインにしなかったのだろう、対物と接眼が直線上に位置しない。
この位置が違えば複雑な光学回路が必要だろうし、と不思議に思ったのだが…
多分、視差を少なくとも上下だけに抑える為だったのではないだろうか。
出来ればファインダーを覗いて写真を撮りたいし、何より液晶画面に鼻の脂が付くのが嫌だ。
価格的には液晶保護フィルム(タダの樹脂の透明シート)が下手をすると1,000円以上するが、このフリップバックは2,000円位。
だったらこっちの方が良いような気がする。
あからさまに「写真撮ってます」に見えないように二眼レフの様に腰ダメで撮影する時や、超ローアングルで撮影する時に這い蹲らなくて済むのは良いかも。
両方装着しても、取り敢えずケースはちゃんと閉まる。