「間違いは正す」という当たり前のことをなぜできない


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記載者:高木つねひで on November 07, 2105 at 01:12:38:

元の記事:もう一度、会費を見直そう /記載者:竹内壽一 on November 01, 2105 at 10:29:11:

私を含め、自ら「建築家」などと言いつつ、それこそ食べていく為にはきれいごとでは
済まされない日々を送っている多くの会員がいる。少しでもいい仕事が得られるなら
JIAでも何でも利用したいと思うのは悪いことではないが、たとえ日々の仕事に恵まれ
なくても、JIA会員=建築家として誇りは失いたくない。

しかし、JIAの歴史の中で、今ほど、会員の誇りが傷つけられ、協会に対する不信感が
拡がったことはないかもしれない。

JIAは「建築家の協会」であり「設計事務所の協会」ではない。したがって、数百人の
建築士を擁する事務所の役員も、一人事務所の主宰者も「建築家」として等しく扱われる。
きわめて民主的な団体である(はずである)。しかし、近年このことが怪しく感じられる
ようになった。

会員の十分な信任を得る手続きもなく委任される「中枢の会員」の「会議」で、その過程
の議事録も公開せずいわば密室で結論づけた事柄が、かたちだけのアンケートや集会を
経て「すでに十分な議論を尽くした」ごとく本部理事会あるいは支部役員会にかけられ、
「総会決議」のもとにその後の議論を黙殺していく。こんなやり方は、もううんざりです。

「会員2,000人増を見込んで、会費を半額にする」と決めたこと。この施策が失敗であっ
たことは、すでに明らかです。「間違いは、正す」という、当たり前のことが、なぜでき
ないのでしょうか。

本部理事会は、支部や地域会での運営費補填を暗黙に認めてしまっています。「会費は
すでに決めたこと。足りないと言うなら自分たちでなんとかしろ」ということか。
じっさいに関東甲信越支部では、早々に6月から特別委員会を立ち上げ「1800万円の不足」
と結論づけ、会費でもなく寄付でもない「拠出金」という訳の分からないお金を徴集する
らしい。この状況を「財政破綻」と言わないなら何と言うのか。

複数の地域会から「地域会とは会員の任意参加」というコメントがあります。百歩譲って
任意参加なら自分たちで活動資金を出し合ってよいとしよう。しかし「支部」とは社団法人
としての組織です。それぞれの支部が独自に会費を徴集するとしたら、もはや団体は成立
しません。都道府県ごとに法人格を持つ建築士会とJIAとはまったく異なるのです。
こんな当たり前のことをわきまえられない理事会とは何なのかとさえ思います。


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