ご指名質問なので


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記載者:安達治雄 on April 04, 2105 at 02:20:57:

元の記事:「頭の体操」では困ります。 /記載者:西岡 on April 03, 2105 at 23:12:07:

> カーテンの透湿性と、断熱によって窓側へ熱の供給が絶たれる・・その辺のところはどうお考えなんでしょう。

結露防止のためには、押入を含め 建物の各部位とも断熱が基本で、窓も同じでしょう。
ガラスに「熱を供給」するよりも、サッシの断熱性・気密性とペアガラス等により出来る限りの外部との熱貫流阻止こそが本筋と考えます。

カーテン類を設置するしないは別な機能要請から来るもので、設置する以上はトータルな観点から性能を調整するしかないでしょう。

> カーテンの吸水より今は吸湿ではないかと思われますが、いかがでしょう。

ご提起のケースでは、カーテン類の室内側の水蒸気がどのように窓側に移動するかの話で、布の中に一旦貯えられる形態は吸水・吸湿どちらで表現しても良いと思います。布目を素通りする水蒸気もあり、これを含め全体的な結果を「透湿」と言われているのだと理解しましたが。
布地の断熱性は、そこで気体の遮断があってこそで、なおかつ遮断した分の湿度(水分)が通過するのは、一旦布に吸収されたものが再放出される形を取っていると理解しています。

> 「頭の体操」では困ります。
思い込みを棄て、良く考えることが必要だという意味に取って下さい。

なお、24時間換気という法規制もあいまって、完璧な理想形の熱環境・湿度環境を求めすぎると高度に人工的な構成になりやすく、人間の肌合いに合った呼吸と、適切な季節変化から、ややもすると離れてしまう傾向があると考えます。
ビショビショ・カビだらけは健康の敵ですが、年に2〜3日うっすら曇るガラスに指で文字を書く、という経験の無い子供が育つ家が、真に良い家かどうかは、議論が分かれるでしょうね。


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