「情報提供のお願い」はポーズなのか!


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記載者:江口 征男 on March 17, 2105 at 15:22:26:

JIAサイトトップページの
『公共建築の設計入札について考える』では,
「ダンピングなど入札に関わる情報提供のお願い」をしています。
そこには,
◎情報を提供いただく方に制限はありません。JIA会員で なくても構いません。
◎情報提供者のお名前などの個人情報は公表いたしませ ん。
◎いただいた情報は入札問題特別委員会に報告され、会 員へのヒアリング調査などの対応が協議されます。対 応が決定した情報については、調査結果などを原則と して公開します。
と書かれ,
情報提供者の名前,所属する会社,肩書き,電話番号を記入必須項目としています。
しかし,そんな方法ではたして情報が寄せられものでしょうか。

一会社員がその職を賭してまで,無防備に実名を出し,情報を提供するはずないでしょう。
雪印食品を告発した西宮冷蔵の水谷社長への,勇気を賞賛するどころか倒産に追い込むような,社会の冷たい仕打ちをみれば,容易に想像できることではないでしょうか。

特別委員会のメンバーに法律家が入り,その人だけが情報提供者の実名や身分を知ることができて,身分の保証を約束するというのならともかく,
いまのやり方では,「情報提供のお願い」はポーズにしか見えません。

ぜひ,情報提供者の立場に立った仕組みを考えていただきたいものです。


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