2ステップで理解したい


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記載者:安達治雄 on September 17, 2104 at 01:59:26:

元の記事:市民の眼からJIAはどう映るか /記載者:高木つねひで on September 16, 2104 at 21:01:45:

いくつか愚見をメモします。

1.
設計・監理料の安さによる設計者の選定(競争入札)が 不合理・誤りであることは粘り強く訴えていかねばならない。
2.
公共発注が圧倒的比率で入札にてなされているとき、その「外」にある者が上記を主張するだけでなく、やむなく応札している者も「内側から」上記の主張をするべきである。
3.
設計入札という公共発注形態は ほとんどの場合 誤った方法であるが、その誤りが横行する状況下、上記主張と平行して、当面の次善の対処として、入札の弊害が多少でも小さくなるよう、「最低落札価格設定の必要」等を(知的生産に対する正当な報酬という文化土壌が生まれる方向で)同時主張するべきである。
ただし常に本来の主張と その「あくまで次善」の救済策を 対置して訴えるべきであろう。
さもないと「主張の矛盾」と 誤解されてしまう。
4.
今回の「8366円」や他の数社について言えば、これは 知的営みや 労働の尊厳に対する 冒涜行為であり、「半値付近の応札者が多かったという情けなさ」とは同列に論じられない、質の違いがある。
この冒涜行為への批判は、「談合破りに対する身内的非難」などという低レベルの発想とは無縁である。
5.
MHSが実施設計受注をあたかも当然の前提としていたことは、そもそもの公正な競争の原理を踏みにじる、「裏抜け」に過ぎない。
そして台東区側が、この事態の中でなお、実施設計を随意契約するつもりでいたことは、非常に問題である。
JIAの地域会複数にて、既に基本設計の契約が締結済であること(法的に発効してしまった権利義務であること)を念頭に、不公正な上記「裏抜け」の実現を回避し、実施設計者も再度、公正な原理の中で選定されるよう、JIA内部としての要望をした。
6.
これは公正ないし道義を求めての訴えであり、「0円でも公正」とする議員氏から「圧力」と評価されるべきものでは あり得ない。
今般MHSが実施設計への参加を全辞退したのはMHSの自律精神の発揮であり、本来のMHSの社是を示されたものと思われる。
個人的には、実施設計に他者と並び競争応募しても筋は通ったと思う。裏抜け随意契約は駄目である。


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