JIAの会員ではない


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記載者:toshi jinnai on August 11, 2104 at 21:33:31:

元の記事:建築家協会の会員の資質はこんなにも程度が悪いのか驚いています。 /記載者:手塚元廣 on August 06, 2104 at 17:37:00:

私はJIAに所属していません。JIAの会員からも入会を薦められましたが、そのメリットを考えたところ見あたらない。社会的認知も恥ずかしながら低い。建築の情報源は、インターネットを通じ得ることが大である。現在、各団体がCPDにより、より高度な建築士あるいは建築家として認定し、社会にアピールしょうとしている。しかし、消費者(施主)は、統一性のとれていないCPDには無関心のようにも思える。類似の複数の団体が消費者をますます困惑させているのも事実である。

AIAのように明確なスタンスと社会的認知が高ければ、多少会費が高くても、入会の価値はある。残念ながら、JIAのスタンスがいまひとつ、理解できない。プロとしての組織なのか、単なる寄合いの場なのか。人によっては、己の哲学もなく各団体に加わり、事務所をアピールする格好な媒体として利用している。自分が建築家と自称するからには、己のスタンスを明確にするべきであろう。JIAが構造や設備関係まで包含するのでなく、離脱し、むしろ欧米にくらべはるかに社会的レベルの低いエンジニア(構造家)をバックアップすべきである。エンジニアまで加入できる建築家協会は日本だけではないでしょうか。

私、個人としては、そのような団体に加わることなく、己を高めるため、よりよい情報源(書籍、渡航等)は経済的にも無理しても得ようとしている。専攻建築士あるいは建築家資格の認定を得るために、CPDに参加するのはどうかなと思ってしまう。ただ団体を経済的に潤すことになり、己のレベルは果たして向上したのかと言うと、疑問が残る。CPD以前に資格、教育等の問題を解決するほうが先決だと思う。基礎がガタガタで、脆弱な基礎の上、CPDを議論しても世の中はついていかないでしょう。しかし、そういう根元(法律)のところには、誰も手をだしたくない。お隣の中国は国際的な建築家基準には適合するよう、教育、資格を根本から改革している。建築士会は、中国の時流に即した動きに対し牽制している。そういう点で、日本はまだ中国よりは社会主義国かもしれない。

帰国して5年、JIAの昨今の動きを機関紙、ホームページ等で見てきたが、相変わらずという印象が残る。JIAの機関紙に光井氏が書いていたが、日本の建築家のレベルが低いということもうなずく。更に、建築事務所のレベルの低さも、国土交通省の建築士事務所立入指導強化からも想像できる。むしろ、お上の指導でなく、民間自ら、建築家として、建築事務所の管理者として、襟を正し、社会にアピールしなければならない。建築事務所のだらしなさが建築家の存在を台無しにしている。その点、AIAは教育、資格等を通じ社会に認知されている。建築家としての社会的地位が医師、弁護士と同様に高い。ホストファミリーから知人に、アーキテクトと自慢げに紹介されていたのを昨日のように思い出す。

JIAの活動を見ていると、AIAを意識しているにもかかわらず、表層的な活動が目に付く。


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