定款改正はJIAメンバーのために


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記載者:安達治雄 on February 09, 19100 at 03:14:22:

元の記事:定款改正案に対する意見 /記載者:西部明郎 on February 08, 19100 at 07:06:12:

以下は、このたび定款改正が何らかの外因により必要であるという(未確認)前提で書きます。

JIAとは何のためのどういう団体なのか?
そのことはJIAの会員でさえ十全に把握していないケースが(私を含め)多いはずです。
会費が高いだけで何の役にも立たない、といった「即・実利」を求めて失望するタイプのメンバーさえ、けっこういます。
そうした中、定款は外部に対しJIAを定義するだけでなく、内部的に会員のJIAに対する共通理解の拠り所でもあると思います。
どちらも定款の役目、と言うより日頃 地域会活動を通じ 内部的にJIAへの無理解が大きいことを強く感じますので、私は定款を改正するなら、内部的に「我々のJIAはこういう会だ」と明示する役目の方が重要と思います。(きっかけは公益法人存続であれ)

私の周りのJIAメンバーでは次の2タイプが半々です。
「建築家は業務を通じて社会に役立つのだから、JIAは第一に自分達の業務を社会的にプロモートすべし」という人と、
「個々の業務のみでは街は美しくならない、JIAは業務では果たせない(built environmentへの)社会的責務を団体として負うためにある」という人と。
どちらも私は大切だと思います。この二つの上位に、両者共通の精神的出自を書き加えたのが拙案の第3条の3項目のつもりでした。

第4条の各事業の順番は、住宅相談が一番初めに来るのでは奇妙です。
JIAの事業紹介としては本筋から派生へと列記して頂きたい、というのが拙案です。

西部さんが「法的にも私的にも定義されていない「建築家」という言葉を(現行)定款に使うことで、表面的な公共の福祉に寄与することだけではなく「建築家」を定義し「建築家職能」を確立することがJIAの当面の目的であることを暗黙理に示している」と言われるのを、別稿でも拝読・感嘆し、旧家協会・設監協会時代からの精神的遺産の継承を皆で全うしたいと思う者です。
ただ「ストレート過ぎて反感を買う恐れ」への遠慮まで21世紀に継承する必要があるのか、我々若輩は やや とまどいます。



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