すみわたる 皐月のそらに
悠々と 親子そろいて 泳ぎゆく 鯉に見守られ 産声よ あたりに響け 世は我のもの 新緑の まぶしい朝に 手をつなぎ 二人で歩く 学び舎の 門をくぐりて 青春の ときを楽しむ 世は我のもの 風そよぐ おかの空気に 今日そして 明日をおもう 語り合う 人らとともに 歓びよ あたりに響け 世は我のもの 晴れわたる 皐月のそらに 盃を 高く掲げる なみなみと つがれる酒を ぐいぐいと 干して愉しむ 我が人生よ 演ずるは 己が主役の 人生ぞ 楽しまずして 飽き満つるかや |
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