さあ天気はどうだ?大垣は晴れている、いざ、出発。うっ、たった一駅先の垂井は雪だ。昨日のような寒さはご免だ。青春18切符で本日は乗り放題なので、いずれ行くであろうこの先の様子を電車からチェック、ということで、大津まで行ったが、途中の山間部は吹雪。どちらにしろ帰りは名古屋まわりなので、引き返してきたところ、垂井は今度は晴天。今夜は東京で忘年会がある。そのスケジュールをにらみつつ、一駅分でも歩いてみようと遅い時間に仕切直しで出発
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10:55 垂井駅
垂井駅の北側が中山道らしいからそちらに降り立つ。OK、OK、晴れているぜ。そう、いよいよ美濃路は終了し、中山道に入ったわけだ。昨日はそのような事実にも感性鈍く、早く雨に濡れた状態から脱したいという気持が先行していた。 |
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10:59 垂井宿
中山道の宿も櫛形になっているところがあり、案内によると江戸時代から続いている旅館亀丸屋の前を通過。
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11:00 垂井宿
偶然、中山道を使った町内マラソン大会に遭遇。交通止めだったが最終選手とすれちがうと、その後、車の通行開始となった。雪でもやるのかいな、マラソンは? |
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11:02 南宮大社の大鳥居
マラソン規制解除後の道筋左には大きな鳥居。中には垂井の泉が今でも湧いているというが、少し時間がシビアなのでパスして先へ進む。 |
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11:04 本龍寺
すぐ先の右手には本龍寺。この辺り、宿場町らしい旧家もいくつか残り気持の良い歩きとなる。やはり天気の影響は大きい。昨日は後半まわりを楽しむ余裕など無かったが今日は気温は低いものの快適である。 |
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11:06 垂井宿看板
この町も旧道、旧宿保存に力を入れているのだろうか。このような看板や説明書きをときどき見かける。 |
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11:21 垂井一里塚
しばらくして、東海道線と国道を越えて進むと右側に垂井の一里塚。ここは、塚も木も比較的状態よく残っている。 |
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11:34 関ヶ原町野上
再び国道を斜めに横切り右前方に進むと、何となく心落ち着くいい感じの道が続く。
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11:47 関ヶ原宿
松並木が現れる辺り、家康が東から来て最初に野営した陣地とのこと。陣地を見渡すような場所ににちょっとした公園があり、トイレ休憩。そこで記念に一枚。先ほどの垂井もそうだが、この道を日本歴史街道とと呼ぶらしい。 |
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11:48 関ヶ原松並木
休憩した公園付近の松並木写真。最初の陣地となった広場の前あたり。 |
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12:10 関ヶ原駅前
再び国道に合流するとほどなく関ヶ原駅前の交差点。ここを右に行けば駅で終了だが、時計とにらめっこし、少しばかり古戦場を見ることにする。 |
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12:19 最後の陣地
国道から右に入り10分弱で家康最後の陣地という場所に到着。昼間でしかも晴れているからいいが、夜暗いと、古戦場にはいろいろな魂がうろついていて怖いかもしれない。 |
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12:30 関ヶ原駅
取って返す感じで関ヶ原駅へ戻る。歴史的に著名な場所であるが、駅そのものは極めて小さな作りである。真冬はともかく観光客が多いと思うのだが。私もこの駅に来るのは始めてである。古戦場はとても広く、タクシーや自転車などで巡るのが一般的らしい。
きょうは短かったが、それでも本来のいい雰囲気の歩きができて良かった。きのうの濡れネズミ状態だけで終わっていると心残りになってしまうからね。 |
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おまけ 西軍
歴史のお勉強、駅に表示してあった西軍の武将の名前。
慶長5年(1600年)9月の天下分け目の合戦の舞台となったのがここ関ヶ原。ここで勝利した家康が、以後江戸幕府を作り日本を広く治めていくようになったのはご存知の通り。 |
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おまけ 東軍
同じく東軍の武将の名前。 |