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2003年08月02日(土) 曇り後晴

◆1. 白河女石交差点

黒磯駅

所要時間 8時間20分
区間歩数: 56,500

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当日総歩数:60,306

<参考>

大森町駅発05:28、東京駅発06:12、(新幹線)新白河駅着07:41、(タクシー)女石交差点着07:54
黒磯駅発16:33、上野駅着19:08、大森町駅着19:46

女石交差点→小峰城址→白河→南湖公園→白坂→遊行柳→芦野越堀鍋掛→黒磯駅


前回、日光街道を日光から宇都宮まで歩いた。日光街道と奥州街道は東京・宇都宮間は共通なので、今回は一転、江戸幕府直轄の終了地点である白河に向かい、まずは宇都宮を目指そう。(広義の奥州街道は日本橋から青森の三厩(みんまや)まで)いずれ宇都宮まで行けば、日光街道と合流しその後、日本橋をに向かう計画だ。
さて、結果的に、この日、関東甲信越と南東北の遅い梅雨明けが発表になった。いざ、夏本番!!

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06:10 東京駅 白河は東北地方なので2階建て東北新幹線で贅沢に出発

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07:44 新白河駅 1時間半で新白河に到着だがバスの便が悪いので贅沢にタクシー利用

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07:59 女石交差点 R4とR294の交差点辺りで江戸幕府直轄奥州街道の終点を探す

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08:02 女石 正確には不明だが交差点から300mほど東に行ったところが旧奥州街道

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08:07 戊辰戦没碑 スタートしてすぐの分かれ道に戊辰戦争時の仙台藩の戦没の碑

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08:17 田町大橋 R294を南下すると阿武隈川を渡り白河の中心部に入っていく

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08:28 小峰城址 東北線のガードの手前を右折し小峰城址に寄り道。城郭はふるさと創生資金による復元

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08:47 白河宿 小峰城址から少し近道してR294に戻ると、昔白河宿だった今の白河市の中心部

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08:53 小原庄助墓 1本裏通りの大工町にある皇徳寺には朝湯朝酒好きの小原庄助さんの徳利型の墓のようなもの

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08:58 ハリストス正道教会 1915(大正4年)竣工で現存するビザンチン様式の洋風建築の教会

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09:00 白河宿 R294に戻ると江戸期の宿場によく見られる直角に曲がる枡形の道がここにも

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09:33 南湖公園 またR294からはずれ、藩主松平定信が1801年に作った我が国最古の公園に寄り道

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10:16 新白河総合病院 一里段と呼ばれるこの地区には昔一里塚があったようだが今は病院になり塚は不明

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10:25 金売吉次兄弟の墓 皮籠の交差点手前を右に入ると、平安末期砂金交易中に強盗に襲われた吉次3兄弟の墓

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10:45 牛頭観世音 街道の途中にはよく見かける馬頭観世音(右)と共に比較的珍しい牛頭観世音の石碑が

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10:53 白坂郵便局 ほどなく農協や郵便局のある白坂地区の中心部に到着

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10:55 白坂宿 特に宿場らしいものは見当たらないがR294沿いのこの辺りが宿場か

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11:08 衣かえの清水 この土手の下にある清水を旅人が着替えのシャワーにでも使ったのか

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11:11 境の明神 白河の関は旧奥州街道には無く、奥州街道の福島側国境には住吉神社

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11:14 県境 県境のR294上にはセンターラインも無い細さのまま栃木県那須町へと入る

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11:14 境の明神 古代、国境には対の神社があるのが通例で栃木側は玉津島神社

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11:16 県境 再度栃木側から福島側を振り返るとこのような感じ

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11:53 泉田一里塚 山中地区の旧道などを進み、再びR294に出ると右手の駐車場の中に一里塚跡

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12:17 脇沢地区 しばらくして多分旧道と思われる左手の細道に入る

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12:38 板屋の一里塚 水田の一画に一里塚の看板がありその先の左手高台にそれらしき小山が

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12:39 板屋の一里塚 右側の高台にも一里塚の木柱とこんもりした塚らしき土盛りがある

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12:46 板屋 ほどなくR294に合流するが東京方面から来ると看板も無く多少わかり難い?

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12:58 遊行柳 またしばらくR294を行くと水田の向こうにひとかたまりの木が遊行柳

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13:01 遊行柳 芭蕉の「田一枚植えて立ち去る柳かな」でも知られるのがここだ

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13:09 遊行庵 遊行柳入口にある無料休憩所と食事処、トイレもあり助かる

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13:19 石の美術館 石の産地でもある芦野宿にあるstoneplazaと呼ばれる石の美術館

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13:19 芦野宿 R294の裏のこの宿には屋号を現す石の台の看板などがそこここに見られる

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13:22 丁子屋 安達家蔵屋敷と書かれた由緒ありそうな建物の旅館兼うなぎやさん

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13:30 県道72号へ 芦野宿を後にしてR294から県道72号へと入っていく

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13:43 夫婦石の一里塚 日本橋から43番目のこの一里塚は比較的保存状態が良い

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13:44 夫婦石の一里塚 右側の塚も本当に当時の物かどうかはわからないが雰囲気は十分

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13:48 夫婦石神社 塚の名前の由来にもなっている石が水田の向こうにある

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13:50 牛舎 那須高原にもファームは多いがここでも牛が飼われているのが見える

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14:24 余笹川見晴らし公園 途中、現天皇ご夫妻も立ち寄られたという景色の良い公園

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14:28 寺子一里塚公園 多少のアップダウンを繰り返し寺子の信号の角にはこの公園

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14:28 寺子一里塚 公園の横には復元で位置の変わった一里塚がある

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14:35 富士見峠 一里塚を越えるとなだらかな上り坂があり地図によると富士見峠という

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14:57 越堀宿 那珂川を境に領境が決められていたようだがそれを示す石柱が残っている

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14:59 越堀宿 この宿場はほとんどそれらしきものを示すものは見当たらない

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15:01 越堀郵便局 郵便局は昔飛脚の取次所だったところが多くこの辺が当時の中心地か

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15:02 昭明橋 道は大きく右に曲がり那珂川を渡って鍋掛地区へと進んでいく

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15:08 鍋掛消防小屋 宿場を示すものは多くないが多分この辺が中心部かなあ

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15:08 芭蕉句碑 黒磯市の指定文化財として石の句碑がここにある

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15:12 鍋掛交差点 奥州街道歩きはここで終了し、右折して最寄りの黒磯駅へと向かう

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15:56 黒磯市豊浦 鍋掛交差点からはバスが無いので歩いて駅へ向かうが4km以上ありそう

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16:18 黒磯駅 結局鍋掛からは1時間以上もかかった。暑い、遠い、疲れた!で本日終了

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