ベトカン一人旅

昨年7月に仕事が一段落時にトルコへ1週間の旅行。
その気になれば今の仕事でもしっかり休んで海外へ行けることが分かったのは収穫だった。
今回も2月に一段落する仕事。
昨年11月の時点で早くも2月後半の休みを申請しておいた。
幾つかの候補地の中からカンボジアのアンコールワットへ行くことにした。
それほど遠くなく、2月は乾季で観光に適しているという情報も決め手。
唯一の不安点は卒業旅行生が多そうなことくらいか。
日本からカンボジアへの定期直行便は無い(最近チャーター便が出来たらしい)。
アンコールワットのあるシェムリアップへはベトナムかタイを経由するのが一般的。
タイへは行ったことがあるので、未開の地であるベトナムを経由。
そしてどうせ経由するならベトナムへも滞在したい。
そんなわけでベトナム経由でカンボジア行きの航空券を探すことにした。

準備
前回トルコ行きを決めた時は7月下旬の航空券を5月上旬に探し始めた。
今回ベトナム経由カンボジア行きは2月下旬を予定。
ネットで探し始めたのは11月上旬だが早くも満席の所が多数。
トルコのときもキャンセル待ちで取ったが、素直に1回で取れた例がない。
今回は飛行機の経由や発着時間も考慮して航空券を検索。
値段ではマレーシアを経由するマレーシア航空が1番安かった。
しかし経由の時間を見ると深夜にマレーシアに着いて翌朝にカンボジア/ベトナムへ出発。
必然的にマレーシアで1泊、深夜着早朝発だからマレーシアの街へも出られず1日潰れる計算になる。
安い航空券だと時間を犠牲にせざるを得なくなる。
経由や発着時間を考えると安い航空券もあまり魅力的に思えなくなる。
それらを検討した結果これまでは殆ど見向きもしなかった正規の割引運賃料金で目ぼしいのを見つけた。
周遊券で日本−ベトナム−カンボジア−タイ−日本という航空券。
日本からベトナムのホーチミン(サイゴン)に直行。
ホーチミンからカンボジアのシェムリアップへ直行。
帰りはシェムリアップからタイのバンコクを経由して日本に帰国。
日本−ベトナム・ホーチミン往復の航空券を買ってもベトナムとカンボジア間の往復は自力で手配する必要がある。
ところがこの周遊券を買えば全て含めての値段になる。
フライトスケジュールも午前中に日本を出て夕方にはベトナム着で帰国便も夜遅くの出発だった。
値段は格安航空券より数万高かったが、これで飛行機の移動が全て賄えると考えれば決して高くない。
タイを経由しながらタイでは何も出来ないのが惜しいが、タイは以前も行っているのでそこは我慢で。
航空会社も日本を発着する便はJALだし安心…と思ったら往路はコードシェア便でベトナム航空らしい。
ともかくそうした経緯で航空券を確保。
5泊6日(1泊機内)でホーチミンとシェムリアップを2泊ずつ。
ホテルも全て日本から予約して行くことにした。
当初はトルコ旅行のようにホーチミン・シェムリアップの最終日だけ高級ホテルにしようかとも思った。
しかし2泊するので荷物をホテルの部屋に置いて観光できる利点を選択。
ホーチミンの中級ホテルに2泊、シェムリアップの中の上クラスのホテルに2泊することにした。
ホーチミンでは特に予定を考えていなかったのだが、偶然にも地元の友人が同じ時期にベトナム旅行をすることが分かった。
それならば現地で合流しようという話に。
向こうは会社の同僚とホーチミンに4,5泊の予定らしい。
ベトナムは2度目らしいので私よりは慣れているだろう。
目的の無かったホーチミンで目的が出来た。
シェムリアップではひたすらアンコールワットとその周辺の遺跡群を見て回る。
郊外に遺跡が散らばっているらしいのでバイクタクシーかトゥクトゥクか何かをチャーターすることになりそう。
情報収集をすると本来は登ることができるアンコールワットの第三回廊は現在修復中だとか。
早くも再びアンコールワットへ行く口実が出来た。

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