ニューヨーク旅行
総評
今回は私の旅ではなく、家族の旅だった。
自分以外を対象にここまで旅のプランを練ったのは初めてだった。
両親は全部任せて悪いね、というようなことを言っていた。
でも私からすれば旅の一番面白いところ(計画を練る)を全部やらせてもらって悪いね、という感じだった。
何年ぶりかの家族旅行、最初で最後かもしれない海外家族旅行。
そのメインテーマが20数年前に暮らした場所への再訪。
家族全員が揃ってそこへ行けただけで旅の目的は充分に達した。
総評では旅のおまけとして実施したNY観光について感じたことを列挙するにとどめよう。
・これまでアジア諸国ばかり行ってきた身からすると物価は高い。チップにサービス料含めるとちゃんとした店でビール飲んだだけで10ドル(≒920円)近く取られる。
・逆に航空券はNY便の数が多いからか距離を考えると断然安い。ここ数年の私の旅の中では最も安かった。
・上記理由からか、これまで訪れたアジア諸国に比べると日本人観光客率が高かった。アジア諸国では東洋系の観光客は中韓が多かったが、NYでは日本人が最も目立った気がする(卒業旅行シーズンという時期的なものもあるか?)。
・「地球の歩き方」はNY一都市がネパール一国よりも分厚い。
・日本で事前に両替したところ1ドル≒92円だったが、NYの両替商を覗いたら1ドル100円超の値をつけているところも。どの両替商でも日本の銀行の両 替レートより悪かった。
・さらにクレジットカードで現地払いして後日請求書を見ると92円よりもっと安いレートで換算されていた。カード払いが最も効率良さそう。
・食べ物は基本的にどこへ行っても大量に出てくる。物価は高い印象だったが量を考えると妥当かも。
・スターバックスは日本のドトールばりにNYのアチコチにあった。
・ブロードウェイというのはミュージカルの劇場街を指すものだと思っていたが、マンハッタンを南北に貫く主要な道路でかなり長いことを知った。
・マンハッタンの主要道路は碁盤の目のように分かりやすいなか、ブロードウェイだけが碁盤の目を無視して斜めに走っている。エンパイアからマンハッタンの街並みを見下ろしてブロードウェイだけはそれとハッキリ分かる。
・バドワイザーもミラーもアメリカの代表的なビールは薄い。現地で飲んでもそれは同じだった。
・毎度のことだが、自分への形に残る土産は何1つ買わなかった。この旅の記憶と記録が何よりの土産。
旅行代理店などで扱っているNYツアーの最短期間は5日。
うち2日半ほどが移動に費やされ、実質行動できるのは2日半。
短い期間しかいられないが、その気になればNYでも意外とすぐに行けることが分かった。
今回あまり行けなかったロウアー・マンハッタン、ダウンタウンの雑然街やブルックリン橋など他にも行きたい所はある。
その気になれば、いつでもまた行こう。