韓国旅行
総評
日本から一番近い国、韓国。
時差はナシ、飛行時間も羽田から北海道へ行くのと同じくらい。
手軽に海外気分を味わうには良いだろう。
かなり日本人観光客が訪れているよう。
都心だったからかもしれないが、飯を食う所ではたいがい日本語メニューがあった。
店員にも日本語を話せる人が多い。
それだけ日本人観光客が訪れるということだろう。
これまで行ったどのアジアの国よりも日本語が使えた。
ただ日本語メニュー表記のある店に入っても渡されたメニューが日本人向けだと感じた。
そのメニューに記載されている料理と壁に張ってあるハングル語のメニューの数が合わない。
恐らく日本人向けに簡単なメニューしか載せていないか、高くなっているかだろう。
日本語メニューには値段も書いていないことがあったので、ちゃんと確認すべきだった。
もしかしたら軽く多めに取られていたのかもしれない。
食い物はだいたい辛い。
とりあえず辛くしとけ、みたいな感じだ。
料理屋では必ずお通しでキムチが出てくるし、キムチはおかわり自由だった(なくなると持ってきた)。
目の前で長いキムチをはさみでジョキジョキ切ってくれたりもした。
キムチを肴にビールがかなり進んだ。
また、物価は大して安くはない。
コンビニなどでも少し安い、くらいだった。
そのコンビニはだいたい日本にあるのと同じで24時間営業が主。
セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、現地コンビニ。ローソンは見なかった。
車は左ハンドルの右車線、量はかなり多くて運転も雑。
ソウルは人口比率での自動車事故死亡者が世界1位だという。
日本と同じように携帯電話は溢れていて、そこここで喋っている人が多数。
韓国では若い女性同士が手をつないだり腕を組んだりしているのをよく見かけた。
地下鉄が交通手段となっているソウルでは地下鉄の中でも電波が届くようだった。
そして結局食べることが出来なかった犬肉。
どうも眼鏡屋の店員に犬肉が食える所を聞いたときも店員の反応が「?」だった。
その後の韓国人5人と飲んだときにも犬肉のことを聞いたが答えが返ってこなかった。
どうも韓国で犬肉のことは法律で禁止されているから、ご法度なのだろうか?
そもそも犬肉は男性が精力をつけるために食うものらしい。
若い我々が犬肉の事を食いたいというのが変に思われたのだろうか?
大体そんなところだろうか。
最終日のハプニングがあったためにかなり後味の悪い旅行になってしまったとその時は思った。
しかしそれも帰国して数日経つと思い出に変わる。
嫌な思いを忘れ、奢ってもらった5人組や地下鉄の乗り方を教えてくれたおじぃさんを思い出す。
初めて3人で行った海外というのも良かった。
仲違いすることもなかったし、最終日を除けば嫌な雰囲気にもならなかった。
なにより人数が多いほうが料理屋等で注文が沢山出来るので色々なものを食べられる。
それに気分的に楽。
もし2人だけで行っていた旅だったら5人組の韓国人についていかなかったと思うし。
冷静になって考えるとやはり良い旅だったと言えるだろう。
参考資料
ツアー代金(往復航空券、空港ホテル間の送迎、ホテル4泊、成田空港使用税)
42,800円
現地両替金額
15,000円(約150,000ウォン)
ボッタクられ金額(日本円で別途支払い)
19,000円
総支出額(除・成田空港までの移動費や日本での酒代)
76,800円(ボラれなければ57,800円…)
海外旅行保険は付けなかった、実際必要なかった。
今考えると現地で使った全額よりもボッタクられた金額の方が高いのか…