韓国旅行

2000年11月2日 木曜日
朝(…と言っても11時頃)起きると二日酔い。
昨夜は気を張って飲んでいたからそんなに感じなかったが相当な量を飲んでいたのだろう。
外出してとりあえず朝昼飯。
写真入メニューがありそうなファストフード風の地元料理屋に入った。
案の定写真入メニューがあったので指差し注文。
あっさりしたスープに肉入りワンタンと麺が入ったものを注文。
キムチも入っていて辛さもある。
二日酔いの小腹空きにはちょうど良い料理だった。
それから明洞の街のシンボルと言われる明洞大聖堂へ行ってみた。
まさに教会で大きな建物、中に入ると高い天井にステンドグラス、パイプオルガンの音が響く。
厳かという言葉がしっくりくる教会内部。
とりあえず長椅子に座ってみるとハングル語の聖書(だと思う)が置いてある。
他の人達は座って目を閉じ、祈っているのか寝ているのか。
特に何も始まる様子もないので出た。
喉が乾いたので喫茶店にでも入ることに。
ドトールやスターバックスと言った外資系大手の喫茶店もあったが敢えて地元の喫茶店に入った。
ここで飲んだアイスコーヒーがまずかった。(4000ウォン≒400円)
コーヒーって言えばコーヒーなのだが妙な後味。
例えるならば眠気覚ましのカフェイン系ドリンクの味。
舌で味わうのではなく喉の奥までストローを持っていって直接流しこんで飲み干した。
次に目指したのは南山公園。
ソウル市内を一望出来るソウルタワーがそびえたっている。
ホテルから南山公園へ向かうロープウェイ乗り場までは近いので徒歩で向かった。
ロープウェイの往復券が4,500ウォン(≒450円)。
ロープウェイで山頂まで向かう時に山の紅葉が綺麗だった。
山頂は韓国の観光客でそれなりに賑わっていた。
ソウルタワーを登るにはタワー入場料が2,000ウォン(≒200円)かかった。
タワーから見える街並みは普通の都会の街並みといったところ。
ロープウェイで降りて向かった先は南大門と南大門市場。
いかにもアジア、という感じの熱気と活気と人が溢れる市場だった。
我々が日本人だというのが見れば分かるらしく、日本語で盛んに声をかけられた。
服飾類、土産物、食事処など色々なものが所狭しと並んでいる。
突然雨が降ったら大変だなと思えるような商品陳列。
あれだけの人ゴミだったらスリなどが多いだろう。
人ゴミを掻き分けて地下鉄の駅に辿りつく。
もう1つの有名市場、東大門市場へ向かった。
こちらは大きな建物の中に様々な店が入っているという感じ。
あまりウロウロする気力もなかったので殆ど建物を突っ切ってしまった。
1時間くらいは闇雲に歩いてホテルへ戻った頃は暗くなっていた。
ホテルに戻り残金計算。
どうやらあまり残金がない、翌朝早くに帰るからあとお金を使うのはこの夜のみ。
その時点での残金では晩飯を食えるくらい。
どうせなら食った後で昨夜のように軽く飲みに行きたかった。
ということで代表で1人だけホテルで両替をすることに。
両替をしている間にホテルのロビーで日本の新聞を見た。
なんとビックリ、我々が韓国へ到着した日に台北では飛行機が墜ちていた。
両替を済ませ、晩飯は午前中に明洞を歩いていて見つけた大聖堂近くの裏路地にあった炭火焼肉の店。
そこでカルビ・ロース・コムタン・ユッケを頼み最後に冷麺で締めた。
ビールは勿論だが、韓国へ来て焼酎を飲まないのはどうかと思い真露も頼んだ。
真露はやはりアルコール度が強く、瓶一本(250mlくらい)を3人で飲んで正解だった。
隣の席に座っていた4人組のサラリーマンの席には真露の空瓶が4つくらいあった、さすが現地人。
この日入った所も美味しかった。
やはり前日同様にレタスに肉やキムチを巻いて食う。
コムタンなる牛煮込みスープがアッサリしていて美味しかった。
金額は94,000ウォン(≒9,400円)、少し高めかな。
ホテルへ戻り、冷蔵庫で冷やしておいたビールをまた飲んで小休止。

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