インド一人旅
何かで読んだかどこかで聞いたか…準備
昨年7月のトルコ一人旅、今年2月のベトナム・カンボジア一人旅。
いずれの旅でも計画段階ではインドにしようかどうか迷っていた。
トルコとインドを比べた時には、トルコの方が遠いから行けるうちに行っておいたほうが良いとの判断でトルコ。
ベトカンとインドを比べた時には、旅行時の年齢は28歳で旅の翌月には29歳。
それならインドは20代最後の年に行きたいとの判断でベトカン。
今回晴れてインドだけの選択肢が残り、迷うことなくインドへの航空券を探し始めた。
昨年7月にトルコへ行った時はゴールデンウィーク明けに探し始めて既にキャンセル待ちだった。
今回はそれより更に1ヶ月早めて航空券を探す。
さすがにキャンセル待ちの所はなく、どこもまだ余っている。
直行便となると高いので、経由便を探す。
その中でも経由時間や経由の利便性を考えてアレコレ検索。
最終的に選択したのは香港経由でインドのデリー行きのキャセイパシフィック航空。
値段も安く、乗り継ぎの時間もそうかからない。
そして何よりも香港でストップオーバーが出来るというところに惹かれた。
今から約10年間、1998年に香港へ行ったのが私の初めての海外一人旅だった。
初の海外一人旅から節目の10年、その同じ地の香港へ行けることに運命的なものを感じた。
旅の最終日に香港で1泊するスケジュールで航空券を予約。
旅人に強烈な印象を与えるであろうインドから直に日本に帰国するのではなく、香港でワンクッションおく。
逆カルチャーショック防止のための措置だ(大袈裟)。
値段と乗り継ぎ時間、経由は文句無しだったが唯一とも言える難点がインドでの発着時間。
往路ではインドのデリー着が午前2時過ぎ。
午前2時にデリーに着いて眠るだけのホテルを初日に取るのもバカバカしい。
デリーの空港で夜明かしして街に出た方が結果的に良さそうだ。
復路はインドのデリー発が午前3時30分。
こちらも未明の時間、空港へ向かうのは夜遅くになってしまう。
実際にインドへ行ってみて街の雰囲気を味わわないとなんともいえないが夜遅い時間に空港へ向かうのは恐い気がする。
夜の空港への移動を安全に遂行しなければならない。
久しぶりにスリリングな旅にもなりそうだ。
もっともその発着時間のおかげで丸1日観光する余裕が出来たり宿泊代が浮く。
ものごとはポジティブに、特にインドへ行くのだからよりポジティブに。
香港でのホテルはこの旅の最終日ということでそれなりのホテルを日本から予約しておいた。
インドでも初日と最終日のホテルくらいは予約しようかとネットを検索。
しかしどうもピンと来る宿が無いしそもそもインドでの行動予定も殆ど決めていない。
何度かネットをぐるぐる回った後にインドでは一切宿を予約していかないことにした。
先ほどの空港への発着時間のくだり同様に今回はとことん現地で何とかしてやろうの精神で行くことにした。
インドで確実に行きたい所はアグラのタージマハル廟とヴァラナシ(ベナレス)のガンジス河。
そこへ行くルートも日程もホテルも何も決めず行き当たりバッタリの予定。
まずはインドへ、行ってどうするどうなるかは行ってから考える。
20代最後にこれまでに無い旅が出来ればと思う。