トヨタの国際戦略車、初代ヴィッツが2005年2月にフルモデルチェンジして登場したのがこの2代目ヴィッツです。
 かつてのスターレット(EP90系)カラット、初代ヴィッツ(#CP10系)クラヴィアの流れをくむ、少し上級イメージのバリエーションとして2005年12月に追加されたのがI'LLです。
 内装には一部本革を使い、専用の外観、外装色も設定。エアコンやルームランプの色まで専用にするという凝った設定で登場しました。排気量は1Lと1.3Lが選べました。
 途中1回のマイナーチェンジをし、ヘッドライト周りが大きく変更になりました。排気量は1.3Lと1.5Lに上級移行します。
 KonのI'LLは2008年9月の一部改良モデルで、ホイールキャップのデザインが変更されています。途中から追加された外装色
ダークグリーンマイカメタリック(6S3)はカタログ落ちしてしまいました。
 KonのI'LLの外装色は
グレイッシュブルーマイカメタリック(8T1)。おしゃれなネズミ色と言ったらいいでしょうか?(発表は9月16日ですが、9月13日から乗り始められました。)
 I'LLの魅力は何と言ってもこの内装でしょう。
 本革とスエード調ファブリックのコンビシートです。フロントシートはU、RSと共通ですが、リヤシートは専用設計だったりします。
 ステアリングホイールとシフトノブは本革巻き。
 センタークラスター、シフトレバーベゼルはチタン調シルバーに塗装されています。
 エアコン吹き出し口(両サイド)、インサイドドアハンドル、パーキングブレーキノブにはメッキ加飾が施されています。
 革とメッキが大好物なKonなので(スプリンター・カリブの項参照のこと)、見て触れているだけでも幸せな気持ちになります。
ヴィッツ I'LLとは?