コロナ、驚きの装備たち!
 コロナは日本車で初めてファブリックシートを採用しました(福野礼一郎著「クルマはかくして作られる」)。「石畳金襴」という図柄を元に作られたものだそうです。しかも、フロントはシートの後ろ側にまで生地が貼ってあります(フルファブリックシート?)。
 ボディー色に応じて3色の室内色が用意されていました。
 
スターミストパールMではまたはグレーコスモスブルーMブルーフロストグリーンMグリーンアイロングレーMとオプションのブラックグレー、同じくオプションのサンセットローズMを基調にしていました。
 KonのスターミストパールMの室内色は
です。色が良すぎて、シートカバーをかぶせないと落ち着きません。
 リヤドアの上(天井)には、コートフックが装備されています。
 最近になって、アシストグリップ(天井についている持ち手)に装備する車が出てきましたが、この当時から装備品にあったのはちょっと驚きです。
 バック(後退)の時には、ウィンカー兼用のバックアップランプが点灯します(しかも黄色で:写真左)。
 実は後方まっすぐより少し上を照らすように、角度をつけて取り付けてあります。
 うまいことに、夜運転席から、壁に映るバックアップランプの灯りが見えるようになっているのです(写真中)。
 灯りがトランクの陰に隠れて見えなくなると、ちょうど壁いっぱいまでバックしたことになります(写真右)。
 こんなに親切な車、最近ありますか?
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コートフック
シートの生地は…
バックの時は…