コロナのペケ
夏はちょっと…
 この当時の車ですから、「エアコン」などというものは存在しません。
 「カー・クーラー」はグラブボックス内蔵型があったのですが、当時は高級品であり、グラブボックスも当然使えなくなります。さらに燃費がとてつもなく悪くなったり、騒音が出たり、助手席の足下が狭くなったり、・・・と決してメリットばかりではありませんでした。
 前のオーナーがつけたものでしょう、扇風機がボルトでしっかりと取り付けられています。ときどき「ドキッ」とする音がしますが、まだまだ大丈夫でしょう。団扇も装備しました。

 扇風機は、昔のタクシーにもよくついていました。Konの知り合いには、リヤシートにも取り付けた人も。

 窓を全開にしても、夏はちょっと…。三角窓もパッキンの保護のため、あまり開けないように言い渡されていますが…。

 さらに困るのは、ヒーターを夏に切れないこと。
 ヒーターは、エンジンルームにあるコック(矢印)を開け閉めして、エンジンからの温水を調節するようになっています。が、ネジが固着して閉まらなくなっているので、梅雨時の曇りとりは厳しいです。
左足の置き場が…
 車幅150cm足らずの車(といっても当時は十分広かったはず)で、後輪駆動車なので、足元の中央には変速機が張り出しています。
 となると、クラッチ操作をしないときの左足の置き場がありません。
 どうやら、写真のように足を置いておくのが正しいようです。
 ペダルも足にぶつからないように設定されているので、考えた上での設計のようです。