カシオペアカップ(2004.07.06)

※(7/11追記)
現在使用しているエアゲージはASAHI製の8000円(!)のもの。

以前のBluePoint製(snaponの安い奴w)だったが表面のガラスが割れてしまったため新規購入。どちらの数字が正しいかはわからないが、両者には大きな数字の差がある。具体的に言うとbluepoint製が1.7のときAsahi製は1.4だ。これはもうセッティング以前の問題

新しい燃料マップと熱対策への最終テストのため、
カシオペアカップに急遽参戦。
2時間枠だったが26台ほどしかエントリーがなく、
これはクリアが取れそうと踏んだわけだw

ピットエリアに到着すると、
レストラン側が駐車エリアになったいたが、
午前中は同エリアをサダさん@元気が借り切っていたw
本人がいるのかと思って携帯に電話をすると、
さすがに社長は涼しいところ(会社)でのんびり。
「撮影ごときで俺様はうごかねー」というスタンスだw

話を戻して.....^^;;;
燃料マップは5000rpm前後の
開度50-80%域を下げたものを入れ、
走行枠に参加。間違いなく該当回転数は良くなったが、
逆に4000rpm前後も濃いことがハッキリ出てしまった。
全開走行では関係ないのでアタック開始。
気温は33度を超えている。
5秒程度で連続周回して水温87度、油温115度。
ちなみにオイルクーラーはまだ交換していない。
さて、ペースを上げて次のデータをとろう。
ところが......4秒中盤のタイムで
タイヤが大きくスライドをする。
なんとか4秒フラット。まだいけそうだが、
なにやらおかしな感じがするので、
アタックをやめてピットへ戻る。全周回は8周。

タイヤ表面はドロドロだ。
気温から考えてもこれは仕方が無い。
問題は内圧で、1.4でスタートして1.5にしか上がっていない。
いつもなら1.8前後まで上がるはずなのだが......。
しかしスライドはするが思いのほかコントロールしやすかったので、
0.1プラスするにとどめて1.6&1.65(温間※)。
ついでに燃料マップも4000rpm域を大きく下げた。

さてレース。エントリーは6台^^。
一応さっきの走行枠でのタイムが基準となりポール。
2周の慣熟走行で4000rpm域の改善を確認。
もう一度センサーを付けて最終調整すれば燃調は完成しそうだ。

スタートは相変わらず失敗して2位に転落する。
しかしここまでは予定どおり。
実質的に今回の相手はポルシェ993(?)のみ。
中盤までついていって後半抜いてゴールという計画。
予選タイムで2位と1秒あったので楽勝と踏んだのだが......が.....。
ス、ストレートが速い...。サダJPEほどではないが、
ノーマルなR500よりやや速いくらいの感じがする。
致命的なのは2ヘア出口で頭を抑えれれ、本来加速領域の場所で
アクセルを戻すことを強いられていまい、
さらにその差は広がってしまっている。
なんとか縮められるのは最終とダンロップなのだが、
最終コーナーで真後ろまで迫ってもホームストレートで離されるし、
ダンロップ〜2ヘア区間で抜くのはリスクが大きすぎる。
ラップは5秒前後で余裕さえあるのだがこれでは........。

ロードスターが迫る_AVI



はなしによると、この白いロードスターは筑波を3秒で走るという(驚。
パワーは160馬力、軽量化はかなりしてあるそうだが、それでもこの馬力で3秒とは.....。

 

そうこうしているうちにバックミラーに何かが映る。
黒いボンネット....どうみてもロードスターにしか見えないのだが、
ストレートでは離れていくが、裏ストレートまでの区間で
グングン差をツメてくる。
ロードスターが5秒で周回するのか?????

驚きながら周回を重ねるが、さすがに抜いてはこれないようだ。
前に意識を集中して抜くタイミングを計る。
どこかでインに入ってストレートで抜かれない距離を
インフィールド区間で稼がなければならない。
パーカル表示が残り2周を告げる。焦った。
ポルシェにもミスが増え始め
各コーナーでノーズを突っ込むことが出来るようになったが 、
それでもストレート区間で離され、
次のコーナーまでにかわすことが出来ない。

そのまま2位フィニッシュ。決勝8周のうちベストは4.6秒。
水温は93度、油温は117度。
タイムはともかく、ひさびさに8周全部バトルを楽しめ 、
面白いレースとなりました。