MEISTERCUP 200class
Round-01第1戦(03/25)
RESULT&REPORTin Tsukuba Circuit
PHOTO:Akihiko Hirama(超)


5日午前2時筑波入り。 雨の心配がなくなったようなので、ロールの激しい足のセットをやり直す。 200クラス用の黄色いゼッケンを貼り、 ひととおり終わったところで林兄が到着。

大「リアが底付きしてんだよねぇ、 車高を上げるしかないのかなぁ?」
兄「ダンパーは?」
大「ちょうど真中」
兄「ダンパー最強で決まりっしょ^^;;」
大「だけど前に4秒出たときはダンパーは
下から2個目だったんよねぇ車高を上げようかなぁ?」
兄「何言ってるの?それでなくても車高が高くて 15インチなんだからダメ、絶対車高は上げちゃ カッコ悪いって。カッコ重視でしょ」

最終的に減衰は最強にセット、左右ともトーを1/4回転アウトに振った。 兄が駐車場で寝ているうちに、こっそり車高も弄る(笑)。 高くしてストロークを稼ごうと思ったが、 どうも右だけ10mm下がっていたので、水平だけ取った。


パドックにクルマを運び受け付けを済ませる。 続いて車検だが、クラスが170で受理されていた(泣)。 200に書き換えてもらい事なきを得る。 さらに左のブレーキランプの線が21日の練習の際に完全に破断、 アッセンブリーごととりはずすことで解決。しかし、雨が降り始めた......。 ポツポツで終わると思いきや、結構な勢いで降り始めた。 FRPのシートに水たまりが出来ていく。


[パドックでのひと時(林兄談) ]

大「やば、ドラミ始まっちゃう」
超「俺達がやっとくから、行っていいよ」
そして車検の順番が来た・・・
検「ハイ、スモールランプつけて下さい」
超「え?スイッチわかんねぇーよ(泣)」
兄「スイッチ全部入れちゃいなよ」
・・・スモールランプが付く。 考えれば、超&兄はK&Kしか知らずちゃんとした車検は 初めての経験でした^^;;; そして車重計測の時・・・大下号を測っている検査員に対して・・
超「これって正確なんですか?」
検「・・(一瞬戸惑いながら)・・・量ってんだから、正確じゃ無いとは言えないでしょぉ」
超(ハッとした顔をして)「そうっすよね^^;;;」
兄「聞いちゃいけない事を聞いちまったかな?^^;;;」
検「せっかく量ってんだからさぁ^^;;;」

素人丸出しのCOS教団員でした^^;;

ドラミから予選まで時間の余裕がない。 250クラスの車両がレインに履き替えている。 同時刻のMITの予選では各所でスピンが続出しているらしい。 自分もあわてて、空気圧をチェックしてたあと、 サスの減衰を弱めにしようと工具を探すがみあたらない(汗) オフィシャルから早くコースインするように指示がとぶ。 仕方なく最強のセットのままクルマを並べることに...。


工具が見当たらず焦る俺(泣)

レインの予選開始

最後尾にクルマを付け予選開始。 バタバタしたので、なんのモチベーションも上がらない。 スポ走のスタートと同じ感覚にしかならない。

170クラスの車両を数台かわしながら、 グリップを確認。 「すべるー。こわいー」 特に1ヘアは回ってしまいそうで、 一度めーいっぱい速度をおとしてから、真直ぐ向けて加速することに。 16秒あたりから少しずつタイムをあげていく。

アートの羽セブンに追いつく。 2ヘア立ち上がり、アート7はテールを左右に振りながら立ち上がる。 ほぼ直進状態になってもリアの挙動は落ち着かない。 「流しているのか?」と思うようなスピードで裏ストレートを進む。 ドライバーは編集長。最終の入り口でラインを譲ってくるが、 後ろにつけたまま最終をまわる。 遅い..。トラブルでも抱えているのだろうか...? ホームストレートでパスしてタイムを見るとまだ14秒。 結局チェッカーが振られた時点で12.317。

「うーむ、他のタイムが分からないと何とも言えん..」 クルマをパドックへ戻す。 と、兄がニコニコしながら歩いてくる.....?

兄「5位 だよ、5位!」
お「は?」
兄「総合5位だって!クラス2位で五味さんの次!」
お「え?え?だって12秒だよ?」

予選順位

1.HAPPY47GT 1"7.946 250class
2.MZA7 1"9.650 250class
3.ケータ五味さん 1"11.491 200class
4.ART23武蔵野さん 1"11.718 250class
5.わし 1"12.317 200class
6.ART7編集長 1"12.540 250class
7.R500(泣)金杉氏 1"13.028 200class
8.V-TEC関 1"14.006 200class
------以下略

....なんだそりゃ...、。
もしかしてタイヤなのか? 048SSの雨でのアドバンテージは凄いのかもしれん....。 あとは前のMITの予選をみて、 みんな慎重になりすぎたとか...。 なんにせよ夢のようなポジションだ。 ぜひとも決勝でも雨を!と望むがコースはしだいに乾いてゆく。 別レースでアルファが9秒で走っていると聞いてレインへの期待を失う。

五味さんが話しかけてくる。

五「うまく仕上げたみたいですね〜」
お「うーん(笑)タイヤのおかげみたいっす」
五「ん?SS? SSはタレるの早いですよ〜。
  僕はS。Sでも後半垂れてくるんですよ」
お「ま、僕は雨を予想してましたから。はっはっは」←(馬鹿)


決勝。 どうも尻のぐあいがよくない(謎)。 椅子にすわるのにもポジションに苦労する。 朝から具合が悪かったのが、だんだん悪化してきている気がする。

苦労しつつクルマに乗り込みフォーメーション前の1周。 後ろからいったので、グリッドに待つ兄の所までいくまでに、 各車両が道を開けてくれる.....(感涙)。 指定席は3列目内側............(嬉泣)。


栄光の5番グリッド。誇らし気な89の数字が嬉しい(うっとり)

どうも場違いな雰囲気が....(笑)

後ろにはART7とR500を従える
 

チョークで「89」とかかれたグリッドにクルマをつけ、 フォーメーションに入る。 048SSのタレを押さえるために今回はタイヤをあたためる作業はなし。 3速、4速のみでゆっくりコーナーをまわる。 あとはイケるところまで行くだけ。

シグナルグリーン。 スタートは悪く無かった。五味さんの後につけようとするが、 ART7とR-500が豪快に前にでてくる(泣)。 最終で関さんにインにつかれそのままホームストレートへ。 以後しばらく100m先に関さんを見ることになる。

ラップは5秒前半で安定している。 カニ目(170クラス)が追いついてきた。1コーナーが速い。 立ち上がりで「ヒュルル!」とウエストゲートの抜ける音が すぐ後ろに聞こえ、バックミラーには大写 しになる しかしそれ以外(直線・泣)ではやや差を広げることができる。 数周に渡ってカニ目とのバトルを繰り返す。


カニチーノとのテールツーノーズに250クラスのMZA7がからみ周回遅れにしようとしている

1コーナーでMZA7にインを突かれたところでカニチーノにもパスされてしまう

ホームストレート。 ミラーにオレンジのMZAセヴンが写る。 あっという間にイン側から入られる。よって進入はアウトから。 しかしMZAのまうしろにカニ目が連なり、 そのままパスされてしまう。

コーナー1つ前を走っていたV-TECの関さんが2ヘアで派手にスモークを上げている。 クリップ手前あたりから出口までずっとだ。 そのうちカニ目が関さんをパス。 裏ストレートで手を上げて関さんが減速していく...。オレンジボールだ。リアのトランクがバタついている。

結果。 総合9位、クラス4位でのフィニッシュでした。 尻はさらに悪化。メールを打つのもつらい....(謎)


写 真ではわかりずらいが、ほぼ山の無くなったADVAN048のSSコンパウンド。 使用したのは21日の練習1回と今回のレースのみ。縦方向へよれたスジが何本も走っている。レース後、筑波に来ていたダンロップの人ふたりがタイヤの前で話をしていたのが印象的だった。
ただし、ここまで酷い状態なのはこの左フロントのみ。たしかに左は負担が大きいのは分かるが、右に比べて極端すぎる気がする。ドライビングによるものなのかセッティングによるものなのか、今後の課題になった。