甲子園の高校野球もいよいよ終盤に入ってきましたね。突然ですが、みなさんは野球に興味あります?プロ野球?高校野球かな?
わたしは、野球には全然興味のない人間でした。少なくとも去年までは。プロ野球の選手(だった人も含む)で顔と名前が一致するのは、王、長嶋、江川に落合、それにイチロー、、、他に誰かいたっけ?というくらいの野球音痴だったのです。
たぶん、小学校のときのトラウマも大きく影響していたかもしれません。
小学校6年のときだったか、体育の時間にソフトボールをしていて、何かのはずみにわたしは1塁に出ました。何しろ、その前後のことは全然覚えてません。1塁にいるところからしか記憶がないのです。塁に出てドキドキしているわたしは、バッターが打ったら、何がなんでも2塁に走らなければ、と思っていたのでしょう。フライが上がったのを見るのも忘れて、ただひたすら2塁へ。なんとか2塁にたどりついてホッとしていると、なんだかみんなが笑っていたり、怒っていたり。そう。フライを取られたらランナーは動けない、なんていうルールすら知らなかったのです。(タッチアップなんて、言葉もしらない〜ソフトボールにタッチアップがあるかしらん、、)
まあ、とにかく、それほど野球には縁のない少年時代〜青年時代でありました。子どもの頃、野球で記憶に残っているのは、王選手がホームラン世界記録を達成した瞬間を車の中でラジオで聞いていたこと。それと、一度だけ、北九州市民球場でのオープン戦(巨人対○○(忘れた))に、親戚に連れていってもらったことがありましたけど、これも「球場に行った」ということ以外、なーんにも覚えてません。
そんなわたしが、今年はなぜか突然阪神ファンになってしまいました。生まれて始めてプロ野球の公式戦を見に行きました(もちろん阪神戦、だけどなぜか大阪ドーム)。ついでに、高校野球も、仕事の合間をぬって、開幕の日に見にいきました。(開会式は見てないけど)
野球選手の名前なんか全然知らなかったのに、毎日のように、葛西だ、遠山だ、和田に、八木だ、とぶつぶつ言っています。(^_^;)
自分でもこの変化は何だろ?って思ってました。ただ単に普通のおじさんになっただけ?(爆)
でも、先日、あるヒーラーがこんなことを話していました。人がスポーツに夢中になるのは、ハイになりたいため。落ち込んだ人がいたら球場やスタジアムにつれていくといい、と。
それを聞いて妙に納得してしまったわたしです。 今度は甲子園の阪神戦見に行こう。(^_^)(【まほろば通信】vol.49掲載2000/04/20)