某精神世界系イベントのお手伝いに行って、久しぶりにワークショッ プの雰囲気を味わってきた。仕事ではあったけれど、身体を動かし、 いいエネルギーを感じて、わたしの中のいろんなものが、また動き始 めた感じ。
その数日前、久しぶりに本を買った。本屋で平積みになっている本を、即座にレジに持っていくなんてことは年に何度もないこと。という前に、最近、本はほとんど読まない。ホームページ"Healing and Awareness"の中で「読書の部屋」だけがもう2年以上も更新されてないのを見ても、それはわかるかな。※注
その本は、山川夫妻の翻訳による「聖なるビジョン」ジェームズ・レッドフィールド。これは、フィクションの形態をとっていた前2作「聖なる予言」「第十の予言」とは違い、ノンフィクションとして書かれている。
「聖なる予言」が出版されたとき、こんな本がベストセラーになる時代が来たのか、と感じて、ずいぶん興奮したものだった。そのころは、わたしの話や書くものの中にも「ハイヤーセルフ」だの「シンクロニシティ」だの、その筋?(^_^;)の人にしかわからない言葉がかなり頻繁に出て来ていたような気がする。
それから数年。わたしの生活も、世界全体も、どんどん変化してきた。
自分の内面に興味を持つ多くの人たちと出会い、興奮して語りあい、お互いの経験を分かちあった。そこから生まれた新しい気づきを自分のものとして消化してきた。そして、少しずつ、いわゆる「精神世界」に興味がなくなってきた。
でも、昨日のワークの中で話を聴き、「聖なるビジョン」を読み進むにつれて、もっと当り前のこととして「Spiritual」なことについて語っていってもいいのではないか、という気がしてきている。
次号からは、わたしの経験を含めて、もう少し日常的なものとしての「Spiritual」について書いてみよう。
ところで、「聖なるビジョン」の原著についている副題は「Living the New Spiritual Awareness」。
この言葉、好きだな。
※注〜「読書の部屋」は現在「まほろばの本棚」という名前のページになっていますが、相変わらず、ほとんど更新されていません。(^_^;)(【まほろば通信】vol.2掲載1998/10/05)