前号で神秘体験について書いたところ、この数日の間に、それに関 連する出来事がいくつも起こって、ちょっとびっくり。
まず、自分でも非常にびっくりしたこと。
ホームページにも簡単に書いていますし、以前、某メールマガジンに小説風に連載していたものもあるので、興味のある方はもう一度読んでほしいのですが、わたしがこういう世界に入っていくきっかけになった、初めての「神秘体験」と呼べる体験があります。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/shinsaku/words/souda.html
前号の「まほろば通信」を発行した後に思い出したのですが、この体験は今からちょうど10年前の12月中旬だったのです。
正確な日は、今となってはわかりません。というのも、その当時はほぼ毎日日記を付けていたはずなのですが、その体験があまりにもショッキングなものだったためか、12月半ばのかなりの期間、日記が空白になっていたのです。しばらくして、その体験の重要性を感じたわたしは、そのときのことを思い出して、まとめて日記に綴っていました。
それ以来、毎年12月の今ごろになると、当時のことを思い出して、なんとなく不思議な気分になります。体調が悪くなるときもあるかな。どちらにしても、内面的に大きな変化が起こる時期のようです。
「命日反応」という言葉があります。親しい人を亡くした人が、毎年その人の命日が近づくと、うつになったり、身体の調子が悪くなったりするそうです。なんとなくそれに近いものかもしれません。
そして、もう一つ。
昨日、今日と2日続けて、自分の体験を人に話す機会があったこと。
これはもちろん、前号のメールマガジンを読んだ方に会った、ということもあるのですが、わたしが話をした人全員がそうだったわけでもないのです。
最近は人から特に聞かれなければ、自分からそのことを話すということはほとんどなかったのに、2日続けてその話をする機会があった、ということは、とても意味のあることだったように思います。
その話の中で、あらためて自分の体験の持つ意味を確認することが出来たのですが、このあたりの話はまた次回。(【まほろば通信】vol.7掲載1998/12/13)