数週間まえに受けたリフレクソロジーの講座のときに、身体をあちこち調整してもらって以来、またまた「身体の感覚」そして「生きているという感覚」がぐーんと変わってきました。ほんとにおもしろい。
周囲の人達との関わり方も少しずつ変わってきて、その中で「死」を再び強く意識しました。
この肉体がいつかかならずなくなる、という意味での「死」はもちろんのこと、実は「死」は未来の出来事なのではなく、今この瞬間に起こっていることなのだ、という事実。
身体に気づいていない人は、自分の死に対しても無意識であることが多いです。
自己発見のプロセスの中で、自分の身体に気づき、それを取り戻していく、というプロセスはとても大切なもの。しかし、そのプロセスは自分と身体の関係だけにとどまらず、自分と世界との関係、ひいては自分の在り方の根底にまで影響をおよぼしていくのです。(【まほろば通信】vol.26掲載1999/09/23)