ブルーマウンテン

久しぶりに見上げた山が青くかすむ
慈愛に満ちた朝の陽をあびて

「時」の化石
訪れては去ってゆく幾千もの季節
そのひとひら、ひとひらに、微笑みかけては
やわらかく光っている

限りない昨日と限りない明日の間の
1日を積み重ねる歴史
コーヒーの香りをどこかにしのばせて