新・闘わないプログラマ No.189

お金が無い


先週頭に「暑い」というタイトルで駄文を書いたら、「夏はいったいどこに行ってしまったの?」という天気が続いている関東地方だったりするわけですけど、それなら「お金が無い」というタイトルで駄文を書けば、今週はお金に不自由しないのではないか、などというような不純な動機で「お金が無い」というタイトルにしたりしてみました。
と、タイトルは決まったものの、んじゃあいったい何を書けばいいんだろう ←何も考えていない。

さて、パソコン関連の機器の値段って本当に安くなったなあ、と10年くらい前を振り返るとそう感じるわけで、10年くらい前は、パソコン本体の値段は四、五十万から下手すると百万以上したし、周辺機器だって、十万以上するものがごろごろしていたのに、いまでは一桁くらい安いですもんね。
私が(個人で)買った、パソコン関連の機器の値段で高いやつを拾って見ると、

ううむ、あと何があったかなあ。
とりあえず値段は定価なので、買値は3割引くらいではありますけど(今は亡き「ステップ」という店にはだいぶお世話になりました)、それにしても、私はいったいどれだけコンピュータ関係にお金をつぎ込んだんだ、と呆れてしまったりするわけですね。
これじゃ、お金も貯まらないわなあ、と妙に納得してしまったりするわけですが、しかし、こうやって見ると、ほんとうに今は上に書いた値段より一桁くらい安く手に入りますね、しかも性能・機能がはるかに上のやつが。
んじゃあパソコン関連の機器の値段も安くなったんだから、最近はお金が貯まっているか、というと…やっぱり無いなあ、お金。どこ行っちゃったんだろう?
まあ、以前は何買っても10万以上したので、「ボーナスが出たから、んじゃあ何か一つ買うか」ってな感じだったのに、最近はたいていの物が数万円台の下の方で買えるから、ほいほい買っちゃうのがいけないんでしょうね。
まあ、やっと家庭内ネットワーク環境が整って、そっち方面での出費が当面無さそうなので今年はそれほど出費が無いかな、などと思っているところです。あ、でもデスクトップPCの性能がちょっとナニになってきた(3年くらい前に組み立てたCeleron 300MHzのやつだし)ので、それはどうしようかなあ。Athlonあたりの早いやつがいいなあ、でもあれ発熱が多そうだし、夏過ぎてからかなあ。ああ、結局お金を使ってしまう。

さて、お金が無いと言えば、企業の方でも、コンピュータシステムに対する投資ってのが、かなり渋くなってきているわけでして、妙なところで値切られちゃったりすることもありますね、ハードウェア関連の購入費用とか。
いやまあ、何も考えずに高いものを使っておけばいい、ってのも考えものですけど、やたら変なところで安物を入れちゃうと、あとあと困るんじゃないかなあ、とか思ったりして ←というネタで、以前書いたことがあります、こんなやつ
まあ、コンピュータと言えばメインフレーム、ってな時代には、「なんちゃらシステムの構築費用、しめて1億円」なんてのでもお客さんの方は納得してくれたかも知れないですけど、今のようにPCのクライアントとサーバで数十台程度の規模のシステム構築で1億円、とか言うと、
「なんでパソコンが50台のシステムで1億円も取るの? いくらなんでも高すぎる! そのパソコン、1台200万円もすることになるぞ」
ってな、目に見える、自分の知っているハードウェアのみの値段だけで判断しちゃう人も出てくるわけで、昔のように、たとえばメインフレームの「CPU使用料」とかいう、どれだけ根拠があるんだかよく分からない(←いやまあ、一応根拠はあるんですけどね、一応)お値段で納得してくれた(←だからボることも出来た?)時代が懐かしい、などと思ったりもして。
まあ、でもお金が無いのは、個人でも企業でも、どこも一緒、というわけで、なかなかお金も儲かるような仕事って無いですねえ。手間ばかり掛かって、儲からない仕事ばっかり。

ううむ、しかし相変わらず何を言いたいのかさっぱり分からない駄文になってしまったぞ。まあ、とにかく無理やり「お金が無い」というタイトルで書いちゃったりしたわけなので、こんなものかな、などと…。
というわけで、今週はお金に不自由しないはずなのですけど…ホントかなあ。

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