「黒田辰秋展」


豊田市美術館で開催中の「黒田辰秋展」の案内をNHK「新日曜美術館」で見ていたら(10月22日放送)、志賀直哉旧蔵の「白タモ葡萄杢インク壷」の写真が出てきた。実篤も黒田作の文箱だかを持っていて、今回貸し出されていると聞いている。展示は11月12日(日)まで。
●同館ホームページによると、「辰年秋の展示会」という企画も名前の「辰秋」に掛けているようだ(まったく思いもよらなかったが)。
●他にもこの展覧会の感想を探してみたが、木工を生業をする人々には好評のようだ。「カタログだけでも買う価値あり」という感想が2つあった。
●略歴等を見ていたら、河井寛次郎や濱田庄司ら民藝のメンバーと交流のあった人のようだ。その縁で志賀や武者に作品が渡ったのだろうか。

豊田市美術館のホームページには、岸田劉生の「麗子洋装之図(果物持テル)」(1921)「鯰坊主」(1922)の画像と解説も載っていた。

(2000年10月23日)
(2000年10月25日:追記)


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