「十四代木下利玄・梅原龍三郎」にみる白樺派展


●記念館で見つけたが、笠間日動美術館で木下利玄関連の展示があるようだ(1999年5月22日(土)〜6月20日(日))。豊臣秀吉400年祭記念ということで、木下利玄は北政所ねねの親族・木下家の血を引く縁で取り上げられている。
●チラシを見るとねねの寺・高台寺などの寺宝、秀吉・ねね・家康らの古文書、大阪夏の陣屏風に交じって、利玄の「白樺派画帖」というスケッチやゴッホの「サン=レミの道」、白樺ということで梅原龍三郎の絵などが出展される。なんかすごいとりあわせだ。たしかに秀吉の朱印状とゴッホの絵を同時に見ることはめったにないと思うが、かなりカルチャーショックがあるのではないだろうか。
●木下利玄の書画は、先日の「白樺と美術」展(東京ステーションギャラリー。その後、千葉そごう美術館に巡回)で、短冊を2、3点見ただけなので、どういうものが展示されるか興味はあるが。

(1999年5月31日)


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