2010/05/12 号 -------------------------------------------------------- 武者組「あるね」ニュース ------------------------------------------------MUSHA-GUMI [ArNe] News  山谷五兵衛がぶらりとやって来た。「何か面白い話はないか」と言うと  例によって「あるね」と言って、話しだした。 ---------------------------------------------------------------------- ● 今回は 2つ の話があります。 ○ [TV]来週の「日曜美術館」は細川家の美術の特集  現在東京国立博物館(東京・上野)では、「細川家の至宝−珠玉の永青文庫 コレクション−」を開催中(6/6まで)だが、次回5/16の「日曜美術 館」(NHK教育TV、9時〜10時)は、「大名家とアート−細川家の4人 の殿様−」を放送する。細川忠興、忠利、重賢、護立と四代の当主をとりあげ、 細川家と美術の関係を紹介するとのこと。ゲストは、元首相・第18代当主の 細川護熙氏。再放送は、5/23(日)20時〜21時。 ◆ 特別展 細川家の至宝 −珠玉の永青文庫コレクション− http://hosokawaten.com/index.html ◆ NHK 日曜美術館 http://www.nhk.or.jp/nichibi/ ◆日曜美術館のブログ ニチビ:NHK | 中條誠子の日美是好日 | 細川護煕さん にインタビュー! http://www.nhk.or.jp/nichibi-blog/200/42902.html ○ [報告]実篤記念館の展示解説を聞いてきました  5/9(日)に実篤記念館で特別展「白樺派と漱石」の展示解説を聞いてき た。熱心な聴講者への丁寧な説明で予定の時間をオーバーしたが、いろいろと 興味深いお話が聞けた。概要は次のようなものであった。 ・「白樺」同人は文学に志す時期にちょうど漱石と出会い傾倒した(特に志賀 が熱心。さらに実篤、木下利玄、長与善郎の例が出ていた)。木下や志賀の日 記などから、その感激ぶりが伝わってくる ・漱石山房とは距離をおきながらも、「白樺」グループは漱石を文学の先輩と して尊敬。しかしその後(「門」以降)、漱石と「白樺」グループは考え方に ズレ・差異が出てくる ・それでも戦後に至るまで、折にふれて漱石のことを思い出して語っている  展示は思ったよりも漱石のウエイトが大きく感じたが、20年ぶりに公開さ れた「則天去私」の書や、実篤愛蔵の漱石の日本画、漱石から実篤に送られた 手紙が盗難にあったおかげで震災を免れ、戦後古書店から買い戻したという一 品まで、いろいろと展示されている。新しい漱石受容史でもあり、漱石が好き な方にも楽しめると思う。展示は5/30(日)まで。 ■ お知らせだけでなく、たまには報告もしてみたいと思います。 ☆このメールニュースに返信−>作者に届きます/ご意見・ご感想をぜひ! ---------------------------------------------------------------------- 武者組「あるね」ニュース 2010/05/12号 (不定期刊) 発行:こにし さとし konishi_satoshi@amy.hi-ho.ne.jp ※本メールニュースの内容は、間違っている可能性もあります。他の情報源も ※併用されますようおすすめします。/↓登録削除・バックナンバーは下記。 武者組ホームページ:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/~konishi_satoshi/ ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。( http://www.mag2.com/ ) マガジンIDは 0000008392です。 ----------------------------------------------------------------------