2003/09/06 号 -------------------------------------------------------- 武者組「あるね」ニュース ------------------------------------------------MUSHA-GUMI [ArNe] News  山谷五兵衛がぶらりとやって来た。「何か面白い話はないか」と言うと  例によって「あるね」と言って、話しだした。 ---------------------------------------------------------------------- ● 今回は 4つ の話があります。 ○ [開催中] 「細川護立と近代洋画家たち」(永青文庫)  永青文庫(東京都文京区)では、「細川護立と近代洋画家たち」を開催中。 会期は9月2日(火)〜11月15日(土)。主な展示作品はセザンヌ「登り 道」、梅原龍三郎「紫禁城」、安井曽太郎「承徳の喇嘛廟」、細川護立宛書簡 (正宗得三郎、児島喜久雄ほか)など。  同館には2年前「細川護立と白樺派の人々」を見学に行ったことがあるので、 そのときのレポートの掲載場所も合わせて示しておく。 ◆ 永青文庫ホームページ http://www.eiseibunko.com/ ◆ 武者組「細川護立と白樺派の人々」(2001年9月15日見学) http://www.amy.hi-ho.ne.jp/~konishi_satoshi/study/2001hosokawa.html ○ [新刊情報] 横島昇訳「郡虎彦 英文戯曲翻訳全集」  白樺創設メンバーの最年少、郡虎彦が英語で書いた戯曲を訳した「郡虎彦  英文戯曲翻訳全集(全1巻)」(横島昇訳)が未知谷から刊行された。7月の 新刊だが、8月31日の産経新聞と朝日新聞で紹介されている。  収録作品は、「サウルとダビデ」「親王アブサロム」「えせ騎士」「鉄輪」 「義朝記」、日本語戯曲の「道成寺」。荒川洋治氏によると、「『義朝記』は 保元の乱における源為義・義朝父子の悲劇を描く。『道成寺』にまさる秀作で ある」とのこと(産経新聞、2003年8月31日)。 ◆ 未知谷ホームページ http://www.michitani.com/ ○ [新刊情報] 上村以和於「時代〈とき〉の中の歌舞伎」  慶應義塾大学出版会から9月中旬刊行予定の「時代〈とき〉の中の歌舞伎  近代歌舞伎批評家論」は、正宗白鳥、小山内薫らにならんで、岸田劉生がとり あげられていることに注目。歌舞伎批評家としての劉生はどう評価されている だろうか。 ◆ 近刊紹介(慶應義塾大学出版会) http://www.keio-up.co.jp/kinkan/kinkan.html ○ [新刊情報] 井上ひさし、小森陽一編著「座談会昭和文学史」  井上ひさしと小森陽一がホストとなり、毎回ゲストを招いて行った座談会 (「すばる」連載)が「座談会昭和文学史」(全6巻、集英社)として順次刊 行される。第1巻が9月に発行され、第3章「志賀直哉―『小説の神様』の実 像」には阿川弘之がゲストとして登場している。 ◆ 「座談会昭和文学史」ホームページ(内容見本等) http://www.shueisha.co.jp/showa-bungaku/ ◆ 「すばる」連載時の「座談会昭和文学史」ページ http://subaru.shueisha.co.jp/html/zadan/za_index.html ☆このメールニュースに返信−>作者に届きます/ご意見・ご感想をぜひ! ---------------------------------------------------------------------- 武者組「あるね」ニュース 2003/09/06号 (不定期刊) 発行:こにし さとし konishi_satoshi@amy.hi-ho.ne.jp ※本メールニュースの内容は、間違っている可能性もあります。他の情報源も ※併用されますようおすすめします。/↓登録削除・バックナンバーは下記。 武者組ホームページ:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/~konishi_satoshi/ ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。( http://www.mag2.com/ ) マガジンIDは 0000008392です。 ----------------------------------------------------------------------