2001/09/06 号 -------------------------------------------------------- 武者組「あるね」ニュース ------------------------------------------------MUSHA-GUMI [ArNe] News  山谷五兵衛がぶらりとやって来た。「何か面白い話はないか」と言うと  例によって「あるね」と言って、話しだした。 ---------------------------------------------------------------------- ● 今回は 2つ の話があります。 ○ 「東京人」10月号に里見とん^と柳宗悦一家が登場  「東京人」10月号は小特集で鎌倉をとりあげ、その中にいわゆる「鎌倉文 士」の記事もありました。久米正雄、大仏次郎、川端康成らの交流が書かれて いて、その中に里見とん^も登場します。集合写真を見ると里見は年長でひと きわ風格があり、重鎮的な存在だったことがうかがえます。  さらに同誌の連載「東京の名家」は柳家の回で、柳宗理・宗玄・宗民の三兄 弟を日本民藝館で撮った1枚が冒頭に掲げられています。柳宗悦兼子夫妻と3 人の息子たちの話は、いろいろ興味深いものがありました。 ◆ 「東京人」ホームページ(まだ最新号の情報は記載されていません) http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html ○ スイス大使の寄稿「有島武郎とティルダ・ヘック」  角川書店のPR誌「本の旅人」9月号には、現スイス大使の國松孝次氏によ る「有島武郎とティルダ・ヘック」と題する文章が寄せられています。公人が 一商業誌によく原稿を寄せたものだと思いますが、式典での来賓あいさつのよ うな公的な香りのする丁寧な文章でした。1906年有島武郎は弟生馬ととも にスイス・シャフハウゼンを訪れ、その宿泊先の娘ティルダと16年間文通を していたという話です。二人の友情とティルダの日本への愛情を中心に書かれ ていて、今年6月にシャフハウゼンで開かれた「有島武郎とティルダ・ヘック 展」も紹介されています。  最近まったく別の話題から「有島武郎とシャフハウゼン」と「軽井沢のチル ダの碑」にたどりついたところで、その2つを結びつけさらに全貌を概観でき る文章に偶然巡りあうことができ、たいへんびっくりしています。このあたり の話題は少し整理してからホームページに載せたいと思います。 ☆このメールニュースに返信−>作者に届きます/ご意見・ご感想をぜひ! ---------------------------------------------------------------------- 武者組「あるね」ニュース 2001/09/06号 (不定期刊) 発行:こにし さとし konishi_satoshi@amy.hi-ho.ne.jp ※本メールニュースの内容は、間違っている可能性もあります。他の情報源も ※併用されますようおすすめします。/↓登録削除・バックナンバーは下記。 武者組ホームページ:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/~konishi_satoshi/ ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して 発行しています。( http://www.mag2.com/ ) マガジンIDは 0000008392です。 ----------------------------------------------------------------------